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THE BEAUTY

タイムレスな美の世界を追求するという、その名もThe Beauty。今年5月に<Crue-L>よりリリースされたデビュー・アルバム『Love In The Heart of The World Shout』は、ElectroやChill Wave以降のNew Indieの決定版とも言うべき世界レヴェルのプレゼンスと衝撃度を持っていると各所で話題沸騰中。

 

日本の新しいシーンの一翼を担う「Cuz Me Pain」の一員でもあるThe Beautyは、Yuji Odaのソロ・プロジェクトとして2011年秋に、Luger E-Go aka Kenji Takimi Remixを含む12inch Single “Tribute To The Horror” でデビュー。世界的に有名なNYのOnline Radio Station「Beats In Space」でTim Sweeneyに絶賛され、Rub N Tug、Eddie C、Mike Simonettiなどにもプレイされた。

 

ゴシック/シューゲイズ/バレアリック/ダーク・ウェイヴ/リバーヴ・エレクトロ/ナード・ファンク/レフトフィールド・インディー・ダンス/ポラロイド・ポップ等のシンセサイザー・ユーフォリアに、イメージとしてのモード感とドリーミーな音響工作をレイヤー&ハイブリッドしたサウンドは、重層的な世界観のレイヤーと自意識の反映具合が極めて2010年代以降のものとして響く。清冽でクリーンなイメージと80年代の4AD直系のゴシック・フィーリングの並列が極めて自然に行われた、エスケイプ感覚と現実受容のバランスのポジショニングとスケール感が秀逸。2012年のコンテンポラリーなエレクトロ・ポップ・サウンド。ライヴはBand Setで行う。デビュー・ライヴは「Fuji Rock Festival’12」。