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Ibiza Through RAHA’s Eyes - vol.39:Bucharest



4/24 (木)
さて、では旅に戻ります。Berlinでの2週間を終え、次の地はいよいよRomaniaへ。
前回までのBerlinで過ごした2週間を終え、旅は後半へ。この日からいよいよRomaniaへと移動します。今回のこの1ヶ月の旅のそもそもの目的は来週に行われるSUNWAVES15。これに合わせてその前からヨーロッパ入って他のところとかも色々見てる。このSUNWAVESが行われるのは黒海沿岸のリゾート都市・ママイア。首都ブカレストから車で3時間ぐらいの所だ。去年はこのママイアに来る前にブカレストに2泊しかしなかったから、DJ Barを除きちゃんとしたクラブらしいクラブは行かなかった。今年は丸1週間居てみる事に。フェス前だから疲れ切っても意味ないからそんなハッスルしないけど、ブカレストのクラブシーン、もちろんちょっと見ておきたいなと思っていたので今回のはナイスプランだった。


Berlin最後の空はどんより曇ってた。うん、これがBerlin。Tagel空港へ。BucharestへはCターミナル。去年よりちょっと改装したのかな、若干ランクアップしてた。去年はもっともっとほったて小屋みたいだったもんな。


Gate待合室にDuran Duranみたいなヘアーしてた女の子が居て、パッと見た感じはきつ過ぎて魅力感じなかったけど、なんか空港職員のアンケートみたいな人に話しかけられたら素晴らしい笑顔になった。ものすごいそれがカワイく素敵で見とれてしまった。でもあんまりいっぱい見てて変態だと思われるといけないので少しして自重した。眠過ぎて話しかける体力もなかったし。
Air Berlinはスチュワーデスさん親切だったな。すごくいい!30分ぐらいだけ寝れたかな。



時間通りにRomania到着。外は雨が降っていた。

Gate出るとすぐに迎えに来てくれていたAlexandraが見つけてくれた!イビサでの10月以来の再会を超喜び合った。いやあ嬉しいな。そしてDan Andrei!Alexandraほど俺仲良かったわけじゃないのに車出して一緒に迎えに来てくれて本当にありがたい。ともかく二人に超感謝だ。ありがとう!

今日は朝、雷だったんだって。雨もすごく降ってたって。ましになった方らしい。
車で市内へ。Dan運転上手いな。


ところがさっそくトラブル発生。Booking.comから予約したアパートの場所に行っても誰もおらず、事務所と思われる教えられてた番号に電話しても全くだれも出ず。しばらく3人でアパートの前に居たけど、もう止めようこんなとこ、って事になって、彼らなんと彼らのエージェンシーSunrise Bookingに事情話して、いつもアーティストとか泊めてるいいホテルを彼らの特別価格で泊まれるようにセッティングしてくれた。とりあえずじゃあ行こうよ、って事になって3人でSunriseのオフィスへ。ボス始め去年仲良くなったスタッフも多数居て、ひょんな展開からすごく楽しいスタートになった。それにしてもあと1週間後にSunwavesを控えた主催のそのオフィス。忙しい中にも多くの笑顔と適度なリラックス感のある、すごくいい雰囲気の中でみんな仕事してたよ。ここのみんな、ホント好きだ。
アーティストのみんなも何人か遊びに来ていてしばしの間楽しい時間を過ごした。



無事にホテルの部屋確保してもらい、車で向かう。もろCenterの近くのいい場所だ。しかもこの辺去年からだからもう良く分かってる。 中もとってもいい感じ。かなりバッチリだ。いやあそれにしても今回一人だったらどうすればよかったんだろうか?二人と一緒で本当に助かったよ。イビサやベルリンと違ってここ勝手の知らない街だから、これ一人だったら結構キツかったな。


用事の時間になったDanと別れ、AlexandraにOld Centerの中案内してもらう。まずRomaniaのtraditional foodの一番ぐらいに有名な店行く。Caru'cu Bere。1879年から続く老舗だ。着いたのが夕方4時とかだから空いててすぐ座れたけど、7時くらいからはもう予約ないと入れないかもって。


料理はルーマニアの代表的なものを注文。茄子(Salata de Vinete / Eggplant)をクリームにしたのをパンに付けるサラダ。味はまあまあだったが量が多くやはり少しすると多いなと感じるかも。


メインは俺はサルマーレ(ルーマニア風ロールキャベツ)


そして彼女はこれ。なんだか忘れちゃった。お肉!


それにしてもこの付け合わせに付いてるのがポレンタ。どうもろこしの粉を練り上げたものだが、美味しいんだけど単調でこれまた量が大過ぎで食べ慣れていないからすぐに飽きちゃう。このEggplantとPolentaが今後効果的に俺の食卓に現れ俺を悩ませる事になるのだったw

ルーマニア料理、美味しいんだけど、やはり自分には味付けが少し濃くまた量も多いので単調になってしまい、なかなか全部は食べられない。少しずつ慣れればいいけど。。



この日は前日から一睡もしておらずでBerlinから重~い荷物持って飛行機乗って移動って具合だったから、最初からもうどこにも出ず早めにしっかり寝ようと思ってた。が。。。
聞くと、まさに今夜、外せないのがある。。

Praslea@Aloha

これは仕方ない。寝るのはとりあえずこれが終わってから考える事にしよう。明日は金曜日だが、明日の事はまた明日だ。
Dinner後部屋に帰って荷物整理から色々やってたら結局寝る時間全くなかった。
少し早めの12時半過ぎ、今度はPiticuが車で迎えに来てくれ、彼女とAleの4人でAlohaへ。ここは主にいっつもアフターで使われているハコだそうだ。Barのような感じでいいサイズ感だった。Prasleaももう居て、いきなり俺が現れたのにはさすがに驚いてた。他にも色々知ってる顔居て、初めての店だったけどそんなアウェイじゃなくすごく楽しかったなあ。みんなホント優しいしね。それで、DommuneでRhadooの前に回したよね、見てたよ、っていっぱい声かけられたな。

入った時はローカルのDJがプレイしてた。悪くなかった。2時くらいからPraslea。これがやっぱ相当良かった。ピッチ遅い、厚みのあるグルーブで、mixもやはりとにかく上手い。そしてベースの効いたトラックの使い方が実に上手い。fader3つ上がってる。緩急がホントについている。しばらく少しboredぐらいな曲が続いたらまたリズミックに。そしてまた落とす。
踊りも絶好調ではないがいい感じで踊れた。だが後半はさすがに体ガチガチ。旅に出る直前に痛めた右腰がホントマジでもうヤバい事になってる。


8時くらいに帰る。タクシーぼったくられるからって友達が通りまで付いて来てくれ、知り合いのタクシー見つけ値段交渉までしてくれた。最後までほんとありがとうだよ!




この日はもう部屋から一歩も出ず、睡眠と静養と日本との仕事。やはりこういう時、ルームサービスで食事が済ませられるのは本当に助かるなあ。

よ~く寝た翌日の午後、サラダを食べてから徒歩2分の公園へ行ってみる。代々木公園の2/3ぐらいかな、サイズ的にもバッチリな公園だ。広くて池があって、いい公園だったなあ。みんなくつろいでた。池沿いに座って30分ぐらいウトウト。いやあしかしやっぱり結構まだ疲れてるなあ。




この日の夜はこれに行ってみた。木曜から3日間やってるmusic festivalだ。
Rokolectiv Festival 2014 Day 3 at MNAC
https://www.facebook.com/events/628328373907170/

フロントでタクシー呼んでもらう。ここのタクシーみんなボルから。ホテルのフロントで幾らぐらいかな?って聞いたら、15ぐらいだろうって。ホテルの外に出るとタクシー何台か止まって呼び込み合い。みんな俺だよ俺だよと言ってるから、どれが本当に呼んだヤツか分からなかった。乗って最初に幾らぐらいかかるか聞いてみたら、20だって。まあいいかと行ったが、着いてメーター見たら7ほど。それでも20って言ったじゃん、って20請求する。呼んでも結局ボッてるのか。。。

タクシーの運ちゃんによると、この建物、ヨーロッパで2番目にでかい建物だって。ホントなのか。。。


入り口にすでにもう何人もの警察官が居て、妙に物々しい雰囲気だった。中に入るとなんと荷物をX線検査。イベントでこんなの初めてだった。嫌な感じだわー。


なんと10Fまで歩いて登る。疲れた。


中はアートのエキシビションみたいなのもやってた。Sonarみたいだな。まあRoのkolectivだからな。


客層はかなり一般の人達っぽかったな。ちょうどやってたLiveも、なんかHipHopだかなんだか分からぬ不思議な感じだった。でもウケてたな。


最初は知り合い誰も居なかったけど、しばらくして木曜日Sunriseの事務所に居た女の子が見つけてくれ、彼女達と一緒に居るとほどなくしてPedroとバッタリ。しばらく一緒に踊ってたりちょうどお互いしようと思ってた話しもあったのでできてよかった。このEventは一般の人の割合が多く、やはりアンダーグラウンドのtasteからは若干遠いようだったのでキリのいいところで早めに退散する。



部屋で少し休んでから8時頃、このRokolectivのafter partyへ。このアフターパーティーではちょうどよくAlexandraがプレイする事になっている。そしてナイスな事に、これが早いうちに一度行っておきたいなあと思っていたGuest Houseだった。


中は、ここも割と殺風景だった。一つ残念な事には、今日のこれはRokolectiv Festivalのafterで彼らのオーガナイズパーティーだから、いつもと客層が違うって。行った時にかかってた音も俺にはさっぱりだった。なるほどね。どこの国も同じだ。
でもここのオーナーとかが最初からよくしてくれ、快適に過ごせてありがたかった。Aleは11amぐらいからスタート。彼女のハウスは本当に基礎がしっかりしていて奥が深い。フェスとかでもZIPがやっている間はほんと嬉しそうにしてブース横からずっと離れずに踊ってるのを俺もいつも見て知っている。この日のプレイもすごくよかった。


周りのみんなやオーナーに、毎週終わる時間いつなの?って聞いたら、人が居なくなるまでって答えだった。どうやらホントらしい。月曜朝まで続く事もあるって。凄まじいな。でもそれ聞いて、ああこの人達サラリーマンじゃないなあ、と思ってすごく嬉しい気持ちになったよ。今日は最後午後2時半過ぎ終了。覚悟してたよりも全然早くてかなり疲れの溜まって来てる体力的にはホント助かった。




思いっ切り寝てからの翌日。夜まで部屋で曲の整理とかをずっとしてから外へ食事に出る。友達とのDinnerとか、疲れ過ぎててちょっとスルーだ。ホテルフロントでレコメンドされた歩いてすぐのレストランVatraへ。最初は去年から店の前歩いて知っていた、地球の歩き方の一番目に載ってるレストランに行こうとしてたけど、でもここすごく良かった。後から気付くと、この店二番目に載っていたよw


店の雰囲気も伝統的なルーマニアの田舎の家庭のような感じで、もちろん伝統料理を頼んだ。


まず野菜スープ、美味しかった!そしてミティティというチキンとポークの(この店では)挽肉の炭火焼をくるんだやつ。美味しかった! 今日は正解だった。前回のCaru'cu Bereを教訓にして、あらかじめルーマニア料理の中でも一皿ちゃんと食べれそうなもの食べられなさそうなものを予習しておいたからな。この国の伝統料理をちゃんと食べれて良かったな。ナイストライだった。あんま口に合わず結局食べれずに疲れ切ってる旅の最中ってのに栄養足りなくなるのは良くないけど、その国のもの避けてばっかじゃだめだからな。最後にデザートでこれも伝統料理のパパナッシュと言うの食べた。これはドーナツの一種だな。お腹いっぱいで少しだけ残した。
満足なDinnerだった。いいお店でした。店員さん全員笑顔ですごく礼儀正しかったし気持ちいい!これでチップ10入れて73 (2,000円)は安い!


これはいつうっかり食べても本当に辛い!



食後はOld Cityを散歩。警官だらけだ。人平日だからそんな居なかった。


Aleに教えてもらった一番美味しいケバブ屋


ここはその次


なんかきれいなタバコ屋





翌日は夕方からRomaniaで唯一のVinyl Shop、Misbitsへ。去年来た時はできてまだ1ヶ月と言う事もあり、まだあんまり整備がされてなかったけど、今回はきちんと整った感じになってました~。おっ!と言うのも何枚か見つかり、上機嫌で帰宅の途へ。


帰りはちゃんと電車で帰って来る。

これは地上の電車


乗り換え駅で逆乗っちゃったりと言ういつもの失敗もありつつ目的地のPiata Romanaへ。



Piata Romana


広場の角でソーセージパン買う。おばちゃんとおじちゃんものすごく暖かい感じだった。道親切に教えてくれた。こういう触れ合い、本当に好きだ。


メインストリートのマゲル通りを南下。


いい感じの公園に出た。そして実にいい感じのレストランを見つけ入る。メインのチキン+野菜に、白ライスがあったから迷わず付ける。このwhite rice、どこにでもあるわけではないのだ。でもこれで育ってきている我が身にとっては、食事にこの白いご飯が付いているかいないかは本当に大きい。これでお腹いっぱいにちゃんとなるかが大きく違ってくるのだ!そしてこれがないとどんな美味しくてもおかずが飽きる!う~んご飯って偉大だなと思った。いい店でいいdinnerだった。


近所




さて、翌日は次の日のMamaiaへの移動を控えたBucharest最終日。リラックスしながらとにかく静養に努める。体力をとにかく蓄えておかねばなのだ。そして同時に可能な限りの仕事・作業を全て終わらせる事に集中。そう、明日ママイアに行ったら、もうどうなるか分からないのだ。去年、向こうでSUNWAVESをしっかりと参加しながら同時に、第1回Beat In Meのフライヤーやら何やらのやり取り等を日本としていて、本当にえらい目にあった。あれは実際かなりあり得ない感じだった。SUNWAVES中に仕事してるの、周りで俺ぐらいのものだった。だがやらなければならないのであればどんな状況であろうとやらなければならない。それが権利と義務と言うものだ。楽しむためにはやらなくてはならない義務を絶対に怠る事をしてはならない。これが俺の鉄則であり、遊びと人生における鉄則である。これができない者は俺はヘタレと呼んでいる。そしてこの種の人がビックリするほどものすごく多いのも事実。"ヘタレ"。キミは違うよな?

話しを戻すと、とにかくこのMamaiaのホテル、去年一度泊まってるからもう分かってるけど、部屋でネット繋がらない。そして、半分の時間、繋がるはずのロビーでもネット繋がらない。それを考えると、とにかく今このBucharestのWifi perfectの環境のこの部屋に居る間に、特にネットを使用しての出来うる全ての仕事を終えてしまうのが最上の選択と言う事であった。

朝までかかったが思ったように、やるべき全ての事をほぼほぼ終える事ができた。頑張った、俺。


この日途中一度だけホテルから外出した。そう、日焼けだ。日本を出てからしばらく時間が経ち、その間公園とかで時々日を浴びていたけど、色的には充分とは言えない感じだった。これで明日から久し振りに会う世界から集まる友達たちと会うのか。いや、ダメだろそれは。例えば毎年イビサでの真っ黒な俺しか見てない友達に、なまっちろい俺を見せてガッカリさせるわけにはいかない。これはエチケットだ!

と言う事で、今回初めて海外の日焼けサロンに行ってみた。それもBucharestの。

ネットで調べる。こんな感じのを市内にいくつか発見!


そのうちの一つ、割と近くて道も分かり易そうなとこに行ってみた!さあ、日サロに潜入!!

いらっしゃいませ~


さすがに日本人の客なんて来た事があるわけないだろうからやつらビビってた。

値段はこんな感じ。1分1,6Lei。=44円


受付のお姉ちゃんにマシーンすごく強いから6分にしな、って言われたけど、俺もこれのプロ。多分お前らの10倍。結局20分にしてもらい、やはり思った通りちょうどよかったよw

機械は半端なかった。新しいし。最新って感じだったな。すごく混んでた。いっぱい待ってた。ギャルもいっぱい、男達も。なんか日本と似てる、ホント。見てるとすごく思う。ルーマニアのアンダーグラウンドじゃない一般のシーンって、なんか日本のEDMとか聞いてるみたいなやつらのシーンの感じにそっくりだ。


そして、日焼けのこのやり口が実に面白かった。シャワーはなく、そして各機械の置いてある畳2畳分の部屋が、なんとシャッターが開閉するのだ!


中に入ったら自分でシャッターを締め服脱いで焼いて、終わったら汗拭いて服来て支度完了したら自分でボタン押してシャッター開ける。
ウケるのはその時。見てると、みんな男も女も、みんなまるでモデル気取りでポーズを少し取って微動だにしないでシャッターが足元から開いていくのである。(もちろんポーズと言ってもカッコ良く普通に立ってるだけだけどね。ホントに何かポージングしてたら、それは幾らなんでも頭おかしいだろw) シャッターが下から開いてる間に動いてるヤツは一人も居ない!見てると一人だけ少々見た目からしてダサいヤツがいて、そいつだけはシャッター開いているのにポーズが間に合わなくて物取ったり横向いたりとモゾモゾ動いてた。たしかにこうして見てるとあれはイケてなかった。なるほどね、教えられなくても分かったよ。しかしウケるなあ。あのポーズ取ってるのがシャッター下からだんだん開いていって全身が見えてくあの感じ。あれは是非ともみんなと共有して見てみたい絵面なんだけどな。是非ともみんな上手に想像してみてね。こんがり日焼けしたかわいいお洒落したギャルだけじゃなくてこんがりの男達もポーズきめてるからね。
そして俺の番になった。日焼け後にシャッターが開く。もちろん微動だにしなかったさー。自然な感じのバランスのいいポーズだったと思うなあ。やつらこんなところで日本人なんか見た事なかっただろうからね~。なかなかいい感じだったと思うよ。そこら辺は俺キッチリしてる、一発目から大丈夫だよ。



ホテルに帰ってまた仕事・作業の続き。朝までかかってほぼ全部終えましたー。いやーほんとスッキリだ。
これで明日から心おきなく遊べるよ。
翌日は4時間ほどしか寝れなかったが昼チェックアウト。さあ、待ち合わせのAirportへ向かうよ!

そう、今日は1st May。特別な日なのだ!

https://www.pioneerdj.com/ja-jp/product/software/wedj/dj-app/overview/