Clutch with Baba Stiltz

Studio Barnhus、The Trilogy Tapes、XL Recordings といった数々の名門レーベルから快作を飛ばし続けている一方、DJ としても TIME WARP や Circoloco などのビックパーティーからもオファーが絶えない、シーンの重要人物の一人 Baba Stiltz。ひとたびブースに立つとミニマルなトラックからダブやジャングル、時には EDM のビックチューンまでジャンルを自由に横断するプレイはまさに変幻自在。浮世離れしたその世界観を味わうまたとないチャンスになるはずだ。
脇を固めるのは Nari と Little Dead Girl。
Nari の CYK の一員としての活躍は留まるところを知らないが、ソロとしてのプレイでも観客の反応をいち早く察知しフロアとコミュニケーションを取りながら、圧倒的な存在感を発揮してくれるだろう。
Little Dead Girl は2022年の最も飛躍した DJ の一人だ。FUJI ROCK FESTIVAL への出演を皮切りに、RAINBOW DISCO CLUB や数々の人気パーティーへの出演を果たし、キャリアが大きく変わろうとしているこのタイミングで数年ぶりの WOMB でのメインフロア登場となる。

Clutch メインフロアをたびたび彩ってきた SEKITOVA は今回4F に登場。このフロアでは他に「ムーブ」と冠されたパーティを通じて東京アンダーグラウンドベニューでの旅を続けるイタリア系イギリス人のグルーヴマスター Al Jones と、ベトナムにルーツを持ちアウターナショナルな才覚で Disco、House、Techno の境界を取り除き遠泳していく Yumi の2人が Clutch らしいハイクオリティな時間を現像してくれるだろう。
そしてもう一人、ここ最近の活躍が目覚ましい新世代 DJ ユニット Million Dollar Sounds のメンバーにして、20年代の東京ナイトカルチャーをリードする Mituski ではスタッフも務める levolant は5月に NTS Radio にてそのキャリアの萌芽と審美眼が光る Mix が公開されたばかり。素晴らしい環境で才能を磨いてきた彼のセットによって、このパーティは6度目の開催にして新たな輝きを放つことになるはずだ。


1F WOMB LOUNGE は、自身のレーベル Set Fire To Me からリリースを重ねる傍ら Rainbow Disco Club や STAR FESTIVAL といったフェスティバルにも出演経歴を持つ Torei、都内クラブを中心に活動し、青山 RED BAR でのレギュラーを経て今年夏より Mitsuki で新パーティーを始動する Atsuki と Karuta が出演。また、パーティー兼レーベル Snapout のクルーとして活動し、今年は Lonewolf や Cure Music、Exarde といった海外人気レーベルからのリリースでも注目を集めた Riku Sugimoto による Live セットも見逃せない。