邦楽から洋楽、クラブミュージックまで国内外数多くのミュージシャン撮影を手掛けるフォトグラファー。日本のスリーピースロックバンド「Hawaiian6」のライブ撮影をきっかけにカメラマンとしてキャリアをスタートする。今ではフジロック、サマソニ、ワイヤー、ビッグビーチ、エレクトラグライド、ULTRA JAPANなどのフェスティバルや、ageHa、AIR、VISIONなどのクラブ、Billboard Live TOKYOのオフィシャル写真など、さまざまなシーンで活動中。
2015年、今年もさまざまなパーティ、ライブ、フェスで撮影をさせていただきました。そのなかでも印象深いものを書かせていただこうと思います。
3月、取材のため10年ぶりのマイアミへ。ULTRAの取材がメインでしたが、サウスビーチのクラブなどでも撮影をしたり、マイアミでは相変わらずのパーティ三昧! ULTRAでは、NETSKYのライブで感激、Joseph Capriatiで昇天、一度やってみたかったAVICIIで合唱。感激MAXてんこ盛りといったかんじで、まさにパーティーゾンビ状態でした(笑)。極め付けは “めざましジャンケン” の映像撮り。ジャンケン相手は、まさかの HARDWELL! 忙しいなか、いろいろなリクエストに応えてくれて、DJとは異なる表情を見せてもらえました。
皆さんも同じだと思うのですが、今年衝撃ニュースNo.1はAIRの閉店。今までさまざまなパーティを撮影させていただき、数えきれないほど最高の瞬間を味合わせてくれただけにとても残念です。今年、最もベストだった瞬間は、Ameのライブです。DJセットは何度も聴いてきましたが、ライブは今回が初めて。Ame自身、AIRの閉店をとても残念がっていたので、気合いをビンビンに感じる音に、やはり後半は、待ってましたの「REJ」で感動のるつぼへ!
最後に、12月に来日した Major Laser。2年前に撮影した時より、何倍もパワーアップしたStudio Coastでのライブは圧巻。オーディエンスの感情がフロアに渦巻き、ドロップされる音とともにグルーヴは最高潮へ。何度も噴射された紙吹雪が靴の中から出てくると、思わずにやけちゃうほど最高のライブでした。もちろん、アフターのDiploも最高だったことは言うまでもないですね!
毎週末、いろいろなパーティがあるけれど、その瞬間、その日のアーティストの気分、さまざまな要素で音が変化するライブやDJ。とても楽しくて撮影はやめれませんね(笑)。