大型サルサイベントの開催を経て、2013年より移動式音楽イベント「WE WANT」シリーズをスタート。クラブイベントとはまた違った切り口で、毎回、場所とコンセプトにこだわり展開。
「WE WANT」シリーズとは?
WEはDJ、バーテンダー、ダンサー、お客さん、スタッフ、僕含めた文字通り『僕たち全員』なんです。パーティーは出演者だけで成立するものではなく、その時その場所に偶然の縁が重なり合って集まったみなさんと一緒に創り出すものだと思っています。気候のいい時期にはピクニックをコンセプトにした「WE WANT PICNIC」、僕自身が愛してやまないタコスを題材にした「WE WANT TACOS PARTY」。お金がないから行けない!!それならアイデアと工夫で“行ったフリ”して遊んでみようってことからはじまった、NYの街角をテーマに開催した「WE WANT NEW YORK」、プロのバーテンダーのみなさんにご協力頂き、一気飲みではないテキーラの新しい飲み方を提案する「WE WANT TEQUILA」。LAの夏をテーマにヨットハーバーで開催した「WE WANT SUMMER PARTY」など毎回テーマも場所も変えてコンセプチュアルに展開しています。
これまで11回開催した実績があるのですが、そのすべてをRED BULLが音響面でサポートしてくれていることが非常に大きいです。野外でも屋外でもどこでも移動式でパーティーを開催できるのはRED BULLのおかげです。
“勝手に姉妹パーティー”を標榜しているのが、DJ SARASAとBROOKLYN TERRYがオーガナイズしているパーティー「SPEAKEASY」です。同じ理念で、いろんな音楽や、コミュニティ、年齢、職業や見えないカテゴリー間の壁、社会的な線引きによって分けられたもの同士を、僕たちがオーガナイズする「PARTY」を通じてミックスすることによってポジティブな化学反応が起こせればなと。まわりに山程いる“なんか面白そうな人たち”を繋ぐことが役割だと思っています。“面白い企画”には“なんか面白そうな人たち”が自然発生的に集まって、結果的に“たくさんの面白い人が集まる面白い遊び場”ができるはず。少しでもその現象が起きるきっかけになれればとても嬉しいです。
商業的な成功よりも、その時々の感性で面白いことがやりたいだけです。動員がパーティーの質に比例するとは思っていません。ただ、10人でパーティーするより100人でパーティーする方が、いろいろな化学反応が起きる可能性が高まるだろうし、1000人集まればその10倍。一緒にPARTYする仲間は多いに越したことないし、いろんな出会いがあって、今の「WE WANT」が持つ“濃さ”が保てるならたくさんのひとに体感してほしいです。みんな友達誘って是非遊びにきてください。2017年もさらにワクワクしてもらえるようなパーティーを企画していきたいです。今年も「WE WANT」に遊びに来ていただいた皆さん、ご協力頂いた出演者、スタッフの皆さん、どうもありがとうございました!