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ココロ・カラダ・踊る
世界を舞台に戦ったDJ RINAが楽しみにしているコト
– Presented by Clarks –

取材・文:本村友希
写真:則常 智宏
 

 No.1のDJを決める「Red Bull 3Style」。その日本代表として2月に世界大会へ挑んだDJ RINA。初戦で惜しくも敗れたものの、過去の「Red Bull 3Style」世界チャンピオンたちの選ぶ、ワイルドカード枠(敗者復活)で決勝戦まで進出し、世界のトップ6として名を刻んだ彼女を帰国後キャッチ。世界大会を終えての心境を聞くと同時に、改めて彼女のキャリアを振り返りました。また、「ココロ・カラダ・踊った」世界大会を終え、これから楽しみにしているプランも聞きました。
 
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すべてを出し切った、ワールドファイナルの舞台。
 
——日本代表としてチャレンジしたワールドファイナルを終えて、まずは今のお気持ちを聞かせてください。
 
刺激たっぷりで、貴重な経験ができました。世界24カ国から集まったDJたちと一緒に、好きなことに思いっきり熱中することができた1週間でした。なんとか予選を突破して、グランドファイナルの舞台でもプレイすることができて、充実した大会ウィークを送れたと思います。
 
——予選敗退から敗者復活のワイルドカードでの決勝進出というドラマチックな展開でしたね。手応えはありましたか?
 
予選でのプレイが終わって、たくさんの方が「RINAのプレイは最高だった! フロアをかなりロックしてたよ。」と声をかけてくれました。予選は4日間あって、私の出番は2日目だったのですが、3日目以降も会場で声をかけてくれる方がたくさんいたのが本当に嬉しかったです。でも、正直自分としてはダメだと思っていたんです。普段しないようなミスばかりしていたので、100%の力を出せなかったことがすごく悔しくて。だから、声をかけてくださる方が多ければ多いほど、プレッシャーを感じる部分もありましたね。
 
——決勝進出が決まったときはどんな心境でしたか?
 
気持ち的にはちょっと諦めかけていたので、正直「どうしよう…」って思いました(笑)。ワイルドカードは2枚あって、もう1人は、今回優勝したイタリア代表のDamianitoだったんです。同じ予選2日目に出ていたので、まさか同じ日の私が選ばれるとは思っていなくて、本当にびっくりでした。
 
——どうやって気持ちを切り替えたんですか?
 
逆に吹っ切れた感じですね。「ここまできたら自分のやりたいことを思いっきりやる!」と決めました。もちろん優勝を目指して準備していたのですが、同時に、この大会で周りの人たちに自分をどう印象づけられるか、そしてこの貴重な機会を今後のDJ人生にどう結びつけられるかを大事にしたいとも思ったんです。
 
——そこまで考えていたんですか!
 
3年間『Red Bull 3Style』に挑んできて、出場する前も、3年ぐらいは大会を見てきた期間もあったので、思い入れは強くて。とくに私は技術よりも選曲を強みにして戦ってきたので、自分の引き出しの広さをアピールしたいと思って、直前で構成をガラリと変更しました。
 
——確かに、1曲目にゴスペルの「Oh Happy Day」がきたのはちょっと意外な感じでした。
 
もともと決勝の最後にかけようと思って用意していたんです。決勝で優勝を勝ち取る気持ちを表現したくて。でも、諦めかけた予選を通過して、決勝進出が決まったときが自分にとって最高にハッピーな状態だったので、最初に持っていこうと思ったんです。会場もクラシックな雰囲気の劇場だったので、ハマるかなと。
 
——まさかそんな想いがあったとは。スローなセットもあえて狙っていたんですね。
 
いろんなDJがいるので、型に縛られることなくそれぞれの15分があっていいと思うんです。性格的にも、決まったことをやるよりも型を破っていきたいタイプなので(笑)。審査の基準は「スキル」だけでなく「選曲」や「創造性」なども項目に含まれているので、自分らしさを思いっきり出して勝負しました。残念ながら優勝は逃しましたが、「こういうプレイを見たかった」と言ってくれた過去のチャンピオンがいたり、「印象に残った」という言葉をかけてもらったりしたのは嬉しかったですね。なかには厳しい評価もあったのですが、すべて受け止めて今後の糧にしていきたいです。





仙台でキャリアをスタート。アーティストのバックDJを経て、全国へ。
 
——DJを始めたのは17歳からということですが、まだ高校生ですよね? 早いほうだと思うのですが、どういうきっかけで始めたんですか?
 
地元でいとこがヒップホップのDJをやっていて、その影響が大きいですね。もちろん、もともと音楽が好きだったというのもありますが、家にターンテーブルがあって、レコードもいっぱい持っていたので、それを見てかっこいいなぁと思って。あとは、いとこのつながりで地元のヒップホップのDJと知り合う機会があったのですが、憧れている人がいて、ちょっとでも近づきたかった、というのも実はあります(笑)。
 
——とはいえ、レコードを買ったり、機材を揃えたり、それなりにお金がかかりますよね。高校生にはちょっとハードルがあるのかな、とも思いますが。
 
当時すごく欲しかったブランドのバッグがあったので、バイトしながらコツコツお金を貯めていたんです。それをそっくり費やした感じですね。昔から、やると決めたら行動は早いほうでした。それ以来、音楽中心の生活にガラッと変わりましたね。
 
——最初に人前でプレイしたのはいつでしたか?
 
始めてから1年後ぐらいだったと思います。当時友達が主催していた昼のパーティーでした。当時はまだ女性DJがあまりいなかったので、かなり珍しがられましたね。それから4〜5年間ぐらいは仙台を中心に東北で活動していました。
 
——今では拠点を東京に移して、全国各地にゲストDJとして呼ばれたり、ミックスCDを出したり、活動の幅がぐんと広がっているわけですが、どういうきっかけがあったんですか?
 
メジャーで活躍するアーティストを地方に招聘するプロモーターの方がいて、たまたまDJを聴いてくださって、声をかけていただいたのが転機ですね。最初はシンガーのYU-AさんのバックDJを頼まれて、それをきっかけに活動をサポートしていただくようになりました。傳田真央さんといったシンガーさんのバックDJをしたり、JAY’EDさんのツアーを一緒に周りながら、合間で持ち時間を30〜40分もらって自分のプレイを聴いてもらう、というのを1〜2年間ぐらい続けていました。振り返ってみると、本当にいろんな場所で経験させてもらったと思います。



「ココロ・カラダ・踊る」
DJ RINAが楽しみにしているコト




——それでは、RINAさんが「ココロ・カラダ・踊る」ような、楽しみにしている予定を教えてください。
 
今度モンゴルでプレイするのですが、初めて行く場所で、すごくワクワクしています。クラブなど、どんな雰囲気なんでしょうね。今から楽しみです。ここ1〜2年は、海外でDJさせていただく機会も増えたのですが、行くたびに刺激をもらっています。日本の環境もすごく良いと思うのですが、自分のプレイを初めて聴いてもらうことが多くていろんな反応があるので、勉強になります。
 
——では国内の活動で楽しみにしているコトはありますか?
 

三重県で開催される「WIRED MUSIC FESTIVAL」への出演も決まりました。ヘッドライナーにA$AP RockyやDJ Snakeが出演するフェスです。クラブ以外の場所でプレイできるのはすごく楽しみですね。DJで日本全国いろいろな場所に呼んでもらえるのも、毎回楽しみにしています。実は神社巡りが好きで、時間があったら1人で出かけたりもしています(笑)。

——神社巡りは意外でした!! プライベートで楽しみにしていることはありますか?
 
今年の夏は少し時間を作れそうなのでフェスに遊びで行きたいですね。これまでは、自分の現場と重なることが多くてなかなか行けなかったので。フジロックは、Kendrick LamarやN.E.R.Dなど、観たいアーティストがいっぱいいて、かなり気になっています。サマソニも行きたいですし、今年はライブを観る機会を増やしたいと思っています。



自分のベストを目指し続ける。
 
——日本代表としてワールドファイナルに出場するという大きな目標を達成したわけですが、今後の目標はありますか?
 
ワールドファイナルが終わったばかりで、まだ具体的なものはないのですが、新しい目標を決めて、改めて進んでいきたいですね。今のプレイスタイルがベストなわけではないので、新しい機材で違うパフォーマンスにもトライしたいですし、新しい曲もどんどん出てくるので、常にアンテナを張って、レベルアップしていきたいです。
 
——目標にしているアーティストはいますか?
 
DJスタイルというわけではないのですが、かっこいい女性に憧れますね。今回の世界大会の審査員に、ニーナ・ラスベガスというオーストラリア出身の女性DJがいたのですが、予選に負けてしまったときに「あなたのDJが一番フロアをロックしていたよ」とわざわざメールをくれたんです。決勝のときも、ファイナリスト発表の前に「これだけは言わせて」と、ステージ上でマイクをとって、「私のなかでの優勝はRINAです」とコメントをくださって、それがすごく嬉しくて。自分がいいと思うものに対して、たとえそれが人と違う意見だったとしても、堂々と胸をはって言える姿がかっこよくて、彼女みたいな女性になりたいとすごく思いましたね。



どこにでも一緒に行ける、歩きやすさが嬉しい。



——今回Clarksのラインナップのなかでも、スポーティなサンダルを選ばれましたが、どんなところが気に入っていますか?
 
すごく履きやすいところですね。ファッションはカジュアルなスタイルが好きで、靴は歩きやすさを重視しています。シンプルなデザインなので、きれいめなアイテムにも合わせやすそうです。パンツに合わせてもいいですし、スカートのときは靴下を履いても可愛くなりそう。
 
——サンダルだと、これからの季節に活躍しそうですね。
 
海外にも持っていきたいですね。クッションがしっかりしているので移動中も楽そうですし、ホールド感もあるので、DJ中にも履きたいです!
 
Tri Clover

スポーティな雰囲気のウィメンズサンダル。テキスタイルのストラップと着脱用のマジックテープを組み合わせたブラックレザーのアッパーは、ピンクのステッチがポイント。軽量なソールユニットは柔軟性が高く、アウトソールのゴムの突起がしっかりと地面をグリップする。レザーの裏地とスエードの中敷きで贅沢な肌ざわりのサンダル。DJ RINAさん着用のTri cloverを今すぐチェック(ZOZOTOWNにリンクします)


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