アメリカのサンフランシスコ市が、最大130人のアーティストに月1,000ドル(約10万5000円)を6ヶ月間支給するベーシックインカム制度をスタートする。
現在サンフランシスコでは、パンデミックや市内の家賃上昇の影響により、多数のアーティストが経済的苦境に立たされている。そういった人々を支援する目的として導入された本プログラムは、18歳以上かつサンフランシスコ在住でパンデミックの際に経済的損失を被ったアーティストを対象とし、音楽やアート、写真、演劇など多様なジャンルのアーティストが応募することができる。
サンフランシスコ市長のブリード氏は本件に関して「芸術は地域経済にとって重要であり、長期的な復興には欠かせないものです。芸術の復興はサンフランシスコの復興に繋がるはずだ。」と述べている。
本プログラムへの応募は4月15日に締切となっていて、選定されたアーティストには5月末から支払いが始まる予定とのこと。
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