クラベリアがアーティストやフェスティバル、クラブ事情など音楽についての最新情報から、ガジェットやNFTまで世界の気になるニュースを厳選してお届け。毎週月曜日更新。今週のピックアップニュースは以下。
①ウクライナの独立記念日を祝してリトアニアでレイブが開催
②「ADE 2022」Jeff Mills、Helena Hauffなど数十組の追加ラインナップを発表
③エネルギー価格の高騰によりイギリスのレコーディングスタジオの多くが閉鎖の危機に直面
④アムステルダムのクラブ「De School」が再オープンに向けてラインナップを公開
⑤楽器演奏によって認知症が改善される研究結果が発表
①ウクライナの独立記念日を祝してリトアニアでレイブが開催
8月24日、ウクライナのソ連からの独立31年を記念して、隣国リトアニアで大規模なレイブが開催。ARTBAT、Miss Monique、8Kaysといったウクライナ出身のDJが参加し、数千人の参加者を前にパフォーマンスを披露した。取材に対し、ウクライナの国会議員オレクサンドル・サンチェンコ氏は以下のように述べている。「ウクライナの独立記念日は、現在のような厳しい状況下でも祝うべき重要なイベントです。安全面を考えると、現在ウクライナで開催することはできないので、リトアニアの支援のもと今回開催に至りました。レイブは若さの代名詞であると私たちは考えます。独立記念日を現代風に祝い、参加する人々にとって特別な1日にしたかったのです。」
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②「ADE 2022」Jeff Mills、Helena Hauffなど数十組の追加ラインナップを発表
10月にオランダの首都・アムステルダムで開催される音楽フェス「ADE 2022」。DJ Stingray 313、Floating Points、Blawan、The Blessed Madonna、Courtesyなど、すでに出演が決定しているアーティストに加えて、Helena Hauff、Jeff Mills、Eris Drew、Sama Abdulhadi、AceMoMA、Alison Swing、Carl Cox、Gabrielle Kwarteng、Peggy Gou、Kitty Amor、Nastia、 Huneeなど錚々たる追加ラインナップが発表された。
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③エネルギー価格の高騰によりイギリスのレコーディングスタジオの多くが閉鎖の危機に直面
ロシア・ウクライナ戦争の影響によるエネルギー価格高騰により、イギリスのレコーディングスタジオの大半が閉鎖の危機に直面している。中には請求額が最大で700%も上昇する事例が発生していて、現在税金の引き下げや事業者料金補助の拡大などが政府に要請されている。
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④アムステルダムの人気クラブ「De School」が再オープンに向けてラインナップを公開
アムステルダムの人気クラブ「De School」が、9月9日-10日の再オープンに向けてラインナップを公開。DINA、Spekki Webu、Fafi Abdel Nour、Gabrielle Kwarten、Ikonika、Nkisi、Kosh、Infinity Divisionといったアーティストが出演予定となっている。「De School」は、コロナ禍に職場の人種差別問題などで批判が殺到し、一時は閉業の危機に晒されていた。今回のオープンは2020年3月以来初めての機会となる。
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⑤楽器演奏によって認知症が改善される研究結果が発表
楽器の演奏をすることが、認知症患者に多くの利点があることが発表された。 研究には、イギリスの医療施設に居る100人以上の認知症患者が参加。6ヶ月にわたりキーボードを演奏した結果、79%が記憶の呼び起こしに改善が見られ、70%以上が不安や抑うつが軽減されたという。今回の音楽療法の担当者は以下のように述べている。「私たちは、音楽が認知症の方々の症状にいかに良く働くか知っています。今必要なのは、認知症患者を治療する人たちが、今回の研究のようにキーボードを導入し、より多くの方の症状の改善に貢献することです。」
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