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Weekly World News:世界のニュースまとめ(2022/11/14-11/18)

 クラベリアがアーティストやフェスティバル、クラブ事情など音楽についての最新情報から、ガジェットやNFTまで世界の気になるニュースを厳選してお届け。毎週月曜日更新。今週のピックアップニュースは以下。

①2023年グラミー賞でKaytranada、Björk、Bonoboらがノミネート
②プラスチック廃棄物を利用したレコードプレイヤーが誕生
③若者の9割がクラビングでメンタルヘルスが改善されると考えている
④新しいDJ機器ブランド「Perpet Audio®」がDJミキサー「PAM-4」発表
​⑤ネズミも140BPMの音楽で踊るのが好きなことが判明


①2023年グラミー賞でKaytranada、Björk、Bonoboらがノミネート

 
 2023年のグラミー賞のノミネーションが発表された。 Dance/Electronic Recording部門では、Kaytranada featuring H.E.R.の「Intimidated」、Bonoboの「Rosewood」、Beyoncéの「Break My Soul」、Diplo & Miguelの「Don't Forget My Love」、昨年「Alive」で受賞したRüfüs Du Soも「On My Knees」でノミネートされている。さらに最優秀Dance/Electronic Music Album部門には、同じアーティストが多くノミネートされており、Best Remixed Recording部門では、Four Te、 Purple Disco Machine 、Paul Woolford 、Soulwax、erry Hunterが選出され、エレクトロニクス系のアーティストが多く選ばれた。

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②プラスチック廃棄物を利用したレコードプレイヤーが誕生

 
 プラスチック廃棄物から音楽を再生するレコードプレーヤーが作られた。韓国のアーティスト デュオUjoo + LimHeeYoungが考案したレコードプレーヤー「Song From Plastic」はThomas Edisonが発明した「tin foil phonograph」の手法を応用し、廃棄されたプラスチックに子供の声や歌声、日常の雑音などを取り込み、再生することができる。この音楽インスタレーションは、ソウルのアモーレパシフィック美術館で発表されている。


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③若者の9割がクラビングでメンタルヘルスが改善されると考えている


 ブリストルのクラブMotionが開始した「Keeping Bristol Moving」キャンペーン(※)の調査によると、若者の90%がクラブに行くことでメンタルヘルスが改善されると考えているそうだ。このリサーチとキャンペーンについて、MotionのブッカーであるTravis Derrickは「これほど多くの学生が、精神的な健康のために遊びに行くことの重要性を認識しているのですから、ブリストル(そしてそれ以外でも)のナイトライフシーンを誰もが楽しめるように、私たちはできる限りのことをしたいと思います。」と語っている。
(※)学生にクラブ活動に再び参加してもらい、ダンスフロア内外のつながりを楽しむことでプラスの効果が得られるようにしようというもの。このキャンペーンは「a love letter to Bristol's nightlife and the moments which connect people」と題したショートフィルムとともにスタートしている。


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④新しいDJ機器ブランド「Perpet Audio®」がDJミキサー「PAM-4」発表


 Bastien CARRIERE(DJ名:Amen)が設立したフランス製の新しいDJ機器ブランド「Perpet Audio®」より、最初の製品「PAM-4」が発表された。この製品はクラブで最も使われているミキサーモデルの両方の長所をできるだけ生かし、それぞれの面白さや質感を分析することを目的としている。それにより同製品は人間工学に基づいて、ツマミの配置を左右対称にすることで、見やすくするとともに高音質を実現。さらに4chミキサーの中での中で95%のDJが実際に使用するツマミだけを残している。PAM-4には必要最低限のツマミしかなく、ツマミの数を絞ることで、多少高価でも2倍以上の数の高品質な部品を選ぶことが可能になったそうだ。本製品は現在、Kickstarteのクラウドファンディングより購入することができ、出荷は2023年3月末を予定している。

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⑤ネズミも140BPMの音楽で踊るのが好きなことが判明


 ネズミに音楽を聞かせると、ビートを感知して、それに合わせて首を振ったりすることが科学者によって発見された。東京大学によって行われたこの研究は、Sciences Advances誌に掲載されており、ネズミは人間と同様、BPM120から140の音楽に最も熱狂的に反応するそうだ。これまで、音楽のビートに合わせて頭を揺らしたり、踊ったりする欲求を感じるのは人間だけだと考えられていた。この研究を率いる東京大学大学院情報理工学系研究科の高橋宏知准教授は「これは我々の知る限り、ビート同期が訓練や音楽を聴いた経験によるものではなく、動物に元々備わっていることを示す初めての研究結果だ」と述べている。

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