世界最大規模の楽器見本市「2024 NAMM Show」にて、コンパクトで軽量なポータブルターンテーブル「Handytraxx Play」を発表した。同製品は、2023年6月10日に急逝された世界中のDJに愛されるブランド・Vestaxの元社長である中間俊秀氏とともに開発をしていたもので、Korgは中間氏の想いを受け継ぎ、開発を継続している。
「Handytraxx Play」は軽量な設計にも関わらず、3Wのスピーカーを内蔵し、単三電池6本やUSB-C接続のモバイルバッテリーで駆動することが可能だ。このデバイスにはプロ仕様の機能も搭載されており、リバース再生に対応したクロスフェーダーも装備されており、クリエイティブなDJ機能として、フィルター、ディレイ、ルーパーなどのエフェクトが備わっている。さらに、ルーパーの再生速度を連続的に変更することもでき、これにより、キュー機能と組み合わせてHandytraxx Playを使用してDJプレイが行えるという。取り外し可能なコントロールパネルや交換可能なクロスフェーダー、MMカートリッジを取り付けることができるなど、カスタマイズ可能なデザインも特徴である。
DJデッキや通常のレコードプレーヤーの枠を超えたクリエイティブでユニークな機能を追加し、本格的なDJプレイを可能にする「Handytraxx Play」。発売日や価格などはまだ発表されていない。気になる方は続報をお見逃しなく。
KORG「Handytraxx Play」製品ページ
https://www.korg.co.uk/pages/handytraxx-play
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