長いようで短い1年が終ろうとしています。今年1年間クラブ業界では何が起こっていたのか?何に注目が集中したのか?クラベリアの各コンテンツをアクセス数からランキング形式で発表。2008年はどんな年だったか。このランキングを酒のつまみに今年1年を振り返ってみましょう。

Body & SOUL Live in Tokyo OPEN AIR 2008
2008/05/18(Sun)@お台場オープンコート

世界のトップDJ、Francois K、 Danny Krivit、Joe Claussell、3人がレジデントのBody & Soul。今年も再び日本に上陸し、野外開催。今回が「お台場オープンコート」では最後の開催となったNYの伝説的パーティが、歌姫AKのライヴを迎えてよりスペシャルに開催された。
PUBLIC IMAGE
2008/09/12(Fri)@MADO LOUNGE
阿吽 A-HUM MUSIC FESTIVAL 2008
2008/11/29(Sat)@両国国技館
METAMORPHOSE 08
2008/08/23(Sat)@日本サイクルスポーツセンター
SUMA FREE BEACH PARTY
2008/08/17(Sun)@須磨海水浴場
やはり、フェスの人気はすごい。1位から10位までのほとんどがフェスの情報だった約2万PVで1位を獲得したBody & SOULは最後のお台場オープンコートだった。当日は天気もよく最高にピースフルな空間だった。2位にはMADO LOUNGEで行われたPUBLIC IMAGEがランクイン。2006年からWOMBで開催され、2010年1月1日に完結するJeff Millsによるプロジェクト'One Man Spaceship'の場外編と言えるこの公演は多面スクリーンを用いてJeffが'One Man Spaceship'内にて睡眠中の脳波を、宇宙に最も近いフロアMADO LOUNGE(六本木ヒルズ52F)へと送信するという設定で特別に開催された。ちなみに6位はYELLOW Closing Party、7位WOMB MOBILE PROJECT CLUB PHAZON POWERD BY X、8位Mother presents Spring Open Air GROUND BEAT 2008、9位にBody&SOUL Live in Tokyo 2008(@ 国技館)、10位にCLASH34 GW SPECIALとどの公演も出演者が超ボリュームミーな中、MADO LOUNGEにて行われたPUBLIC IMAGEの注目度は世界的に有名なアーティストはJeff Millsのみとシンプルながこれほど多くの人に注目を浴びたことを嬉しく思う。

WOMB (東京)

今年で八年目を迎えた東京を代表するCLUB。DJ Mag Top 100 Club 2008ではPanorama Bar,Pacha,Watergateなどをおさえて5位にランクインするなど世界水準のクラブへと進化し続けている。過去に前例の無かったアクションを繰り広げ、常に時代を切り開く為、ダンスミュージックに対する様々なアプローチを表現し続けている。WOMBCRUISE、CLUB PHAZON、WOMBADVENTUREなどは記憶に新しい。
SPACE LAB YELLOW (東京)
※08年6月22日をもって閉店
AIR (東京)
ageHa (東京)
WAREHOUSE702 (東京)
今の東京の大箱ベスト5を独占する結果となった。WOMBは約12万PVを誇りクラベリアでは堂々の1位。6月に惜しまれながらクローズしたYellowも上半期のみの集計で約8万PVを叩き出しておりクラベリアユーザーのYellow人気が伺えた。また6位にはUNITとまさに東京を代表する大箱の同行にこれからも期待が高まる。一方、各地域でのランキングとなると関西では1位にWORLD、2位にONZIEMEと旬なアーティストをタイムラグなく紹介しているクラブがランクイン。東海では1位に巨大クラブid CAFE。2位にはHOUSE箱の老舗JB'S。東北では両方新しいクラブだが1位にCLUB ADD、2位にYANKEEY COUR。九州では沖縄のCLUB CAFE AIRが1位、FUKUOKA AIRが2位となった。各地域の特色が色濃くでたと思う。その地で築かれた文化とクラブは密接に関わっていることを痛感する結果となった。

中目黒に新しいクラブ「solfa」がオープン
2008/08/19(Tue) 掲載

中目黒に9月オープンしたクラブ「solfa」。内装やサウンドシステム、そして2日間のオープニングパーティのラインナップなどを紹介した。
渋谷に新しいクラブ「EFFECT」がオープン
2008/06/17(Tue) 掲載
ラビリンス詳細明らかに
2008/08/18(Mon) 掲載
渋谷に新店舗「club axxcis」がオープン
2008/02/05(Tue) 掲載
日本ハウスシーンの聖地「Space Lab YELLOW」がクローズ
2008/02/04(Mon) 掲載
何かと暗い話題が続いた2008年だが、NEWSページは明るい話題のほうが人気だった。特に新しいCLUBがオープンするのにはやはり皆さん興味深々。1位のSOLFAのオープンに関しては約1万PVを獲得し中目黒というオシャレな土地柄か、多くの人の興味を引いた模様。印象深いのは近年、野外レイブの開催が危ぶまれる中で無事開催された人気レイブThe Labylinth 08だろう。毎年新しい音、新しいアーティストをラインナップに揃え、ディープな空間を創りあげてきたThe Labylinth 08の詳細発表に多くのレイブファンは興奮したことだろう。ランク外ではあるが6位には国立競技場回廊で行われたSOUL MATE MUSIC FESTIVALの詳細発表と、新しいものや新しい試みに多くの注目が集まった。

DK SOUND 2008 AUTUMN
2008/09/06(Sat)@川崎某所

TRACKS BOYの2人により開催されており、開催場所は公に公表せずエントリー者のみにチケットを送付するといった一風変わった野外パーティ。今回はTRACKS BOYSとゲストとして川辺 ヒロシが出演した。
YELLOW Closing Party Francois K. A New Awakening
2008/06/21(Mon)@SPACE LAB YELLOW
WIRE08
2008/08/30(Sat)@横浜アリーナ
DIESEL XXX
2008/10/11(Sat)@幕張メッセ
Body & SOUL Live in Tokyo OPEN AIR 2008
2008/05/18(Sun)@お台場オープンコート
YellowのClosing Partyをわずか約50PVの僅差で押さえ、なんとTRACKS BOYSの2人による野外パーティのDK SOUNDが約40万PVで第1位にランクイン。開催場所を公に明かさずエントリー者のみにチケットを送付するこのパーティは今まで謎めいた部分が多かったがようやく潜入。謎めいた部分が多かっただけに注目を集めたのだろう。3位、4位、5位とフェスが続くなかやはりYellowの最終日は多くの人の注目を集めた。筆者も最終日には遊びに行ったがエントランス1万円という金額に相応しい素晴しいパーティだったと思う。たくさんの素敵な笑顔がスナップに収められているので是非もう一度見て欲しい。

Akiko Kiyama
2008/05/08(Thu) 掲載

RICHIE HAWTINのMIX CD「DE9 | TRANSITIONS」にトラックが収録された唯一の日本人アーティストAkiko Kiyama。現在ベルリンに拠点を移し活動しているAkiko Kiyama本人にその世界が注目するプロダクションについて、またベルリンでのクラブシーンの状況から普段の生活までを訊ねてみた。
GOODINGS RINA/G.RINA
2008/01/11(Fri) 掲載
Shackleton
2008/04/08(Tue) 掲載
TRAKS BOYS
2008/10/21(Tue) 掲載
須永辰緒(Sunaga t Experience)
2008/07/30(Wed) 掲載
1万PVを獲得したインタビューはAkiko Kiyamaが今年5月にファーストアルバムのリリースに伴い掲載したものだった。世界の一線で活躍するアーティストAkiko Kiyamaの、アルバムに収録された曲のように繊細で深い言葉が楽しめる内容となっている。また、興味深かったのは3位にランクインしたShackletonのインタビューだった。アンダーグラウンドなシーンにも関わらずこれほど注目を集めているこが日本人のクラブミュージックに対する知識の深さが伺えた。また、5コのインタビューのうち4コがドメスティックアーティストということが嬉しく思う。