前作「a day」で提示されたその独特の色彩感覚を継承しつつ、今作では精力的に行ってきたライブ活動の成果がフィードバックされた熟成のサウンドと宇宙をイメージしたコンセプチュアルな物語が紡がれる壮大な作品となった。
かねてよりファンから熱望されていたワンマン&2setで届けられた新旧アルバムからのフレッシュなサウンドは、時に時間の流れを忘れるような浮遊間を醸し、時に熱狂の渦へと巻き込むリズムをフロアに放っていた。ほの暗い空間に響くサックスを初めとする妖艶かつエネルギッシュな音色と、時にサイケデリックに拡がるビートは、聴くものを時に宇宙にいるかのような体験に誘っていた。
1F Bar LoungeではDJ No'nがその雰囲気を引き継ぐ選曲で終始お客さんを和ませ、リリースを祝う雰囲気により一層の華を添えていた。
今回のリリースパーティを皮切りにフジロック'13を含む全国ツアーがスタート。
今年の夏も目が離せない存在になりそうである。
■Polar Chalors official web
http://polarchalors.tumblr.com/
Party Photo : Photogra_mAR.
























