Text by Yoichi Oyama （PRIMITIVE INC.）
Photo by Yu Takahashi
70年代のニューヨーク。最悪の社会情勢と治安から逃れるかのように若者は音楽やダンスを求めた。それはDavid MancusoのLOFTや、後のParadise Garageであり、Nicky SianoのThe Galleryでもある。商業主義とは真逆のアンダーグラウンドな音楽でマイノリティーたちを熱狂させてきたGalleryは、77年の閉店までの僅か6年の間に、現在に繋がるクラブやダンスミュージックの礎を築いた。それから40年程の時が過ぎ、一時的な休止期間はあったものの、彼は魂を継承するが如く今でも精力的にDJ活動を続けている。そのNicky Sianoが、8月15日(土)に代官山“AIR”でプレミアムギグを披露。The Galleryが現代に蘇った特別な1日となった。
Text by Yoichi Oyama （PRIMITIVE INC.）
Photo by Yu Takahashi
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