ARTISTS
>

Glimpse

glimpse recordings, hypercolour

スモークでたっぷりと燻されたような、モノトーンで濃密なグルーヴを伴ったミニマルトラックを創り出すイングランド人Christoper Speroによるソロ・プロジェクト兼レーベル。ロンドンのアートスクールで彫刻を学びながら、UKのマイナーレーベルから散発的に作品を発表していたChrisはAnthony Sergeant(後にGlimpseから独立して新レーベルDisappear Hereを立ち上げる)と出会い、よりミニマルでアブストラクトなトラックにフォーカスしたレーベルGlimpseをスタートさせる。当初ほぼノン・プロモーションで少量のみ流通させていた[20% black][40% black]といった初期の12インチ・リリース群はLuciano、Ricardo Villalobos、MagdaなどシーンのトップDJ達の間で口コミ的に評判が広がり、[60% black]以降はKompaktによってワールドワイドに流通されることとなった。

Chris単独のプロジェクトとなった現在も、Glimpseからのリリースをはじめ新興レーベルHypercolourからの[Talking To Girls EP]やDisappear Hereへのトラック提供など一層精力的なリリースが目立つ。今後もMathew JonsonのレーベルWagon RepairからのEPリリースが控えておりさらに期待が高まるところ。

(07/03現在)