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Kyoka

raster-noton

現代の実験 ・電子音楽の最高峰としてそびえ立つレーベル”raster-noton”における、初の女性ソロアーティストとして知られる。
ベルリン~東京を拠点に活躍。
ケオティックかつ直球、そして激しくラフな音楽アプローチで知られる一方、その音楽はブロークンポップビートとも呼べるダンス可能な要素を含む。
幼少期にピアノ、フルート、三味線を学ぶ。その傍ら、ラジオやチューニング音をテレコで録音し、録音機器の可能性と低音に魅了される。また機器を解体し、部品を観察するのを楽しんだ。そのことが、録音機器の仕組みや発展への理解を助ける。
1999年、シンセサイザーやコンピューターを購入、小さなシンセを片手に、単独でバックパック旅行を開始。(主にアメリカ、スペイン、フランス、イギリスなど。)各地で地元のアンダーグラウンドなアーティスト達と即興で音楽を作りつつ、個性や地域性、音楽性による表現の違いを学ぶ。
2008年に初めてのEPをベルリンのonpa))))) レーベルから3 枚発表。ufunfunfufuー初期衝動、2ufunfunfufuー少し客観性、3ufunfunfufuー客観性+初期衝動というバランスによって制作を行う。
その後、Alva Noto とByetone 率いるドイツのRaster-Noton からレーベル史上初の女性アーティストとして2012 年に12 インチ「iSH」 をリリース。日本盤は2012年4月にCDで限定300枚プレスでリリースされ、瞬く間にソールドアウト。そのポップとエクスペリメンタルを大胆不敵に融合させた、しなやかなミニマル・グルーブは様々なメディアで高く評価され、国内ではSonar Tokyo 2012、FREEDOMMUNE 0<ZERO>ONE THOUSAND 2013、The Star Festival等への出演を果たし、海外のPlissken Festivalでは、デッドビートやファックボタンズ等をおさえ、2日間のフェスティバル期間中のベストアクト第2位を勝ち取った。(第1位はシャクルトン)。