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Lowtec

workshop

ドイツ中央部に位置する小さな町シュマルカルデンを拠点にするイェンス・クーン aka ロウテックは90年代半ばから〈Out To Lunch〉, 〈Science City〉などのレーベルを運営し、自らもMove D主宰の〈Source Records〉からアルバム、〈Playhouse〉, 〈Laid〉, 〈Aim〉などから シングルも発表するなど、長きにわたりドイツ/ヨーロッパのディープ・ハウス・シーンでマイペースに活動するプロデューサー兼DJだ。
2006年には相棒のEven Tuell(エヴェン・トゥール)と共に〈workshop〉を設立、デトロイトのビートダウンとも共鳴するような独自路線のスロー・ハウス作品を多数リリースし、そのレーベルにスタンプのみを施した簡素かつミステリアスなアートワークと、ベテラン・エンジニアも唸らす素晴らしい鳴りの音により、ヴァイナルDJたちから絶大な支持を得ている。 長いキャリアに裏付けられた渋い選曲と、一貫してマスに迎合しないスタンスのプレイからはジャーマン・ハウスの奥深さ、さらにはユニークでクリエイティブなレーベルの持ち味を十分に体感してもらえることだろう。