ヒューストン出身で現在はLAを拠点に活動している若干20歳の新人ラッパー/プロデューサーのトラヴィス・スコットは、その才能をカニエ・ウェストに認められ、昨年9月にリリースされたG.O.O.D. Musicのコンピレーション『Cruel Summer』収録のプロデュースで”To The World”, “The Morning”, Don’t Like” に参加し”Sin City”にはラッパーとして参加。これをきっかけにG.O.O.D. Music入りが噂され、2012年の11月にG.O.O.D. Musicのプロデューサー部門であるVery G.O.O.D. Beatsと契約していることを認めた。
その後すぐにXXL誌がその年に活躍が期待される新人ラッパーをピックアップする恒例企画「XXL Freshmen Class」の10人のひとりにも選ばれ、さらなる注目が集まる中、なんとT.I.率いるGrand Hustleとラッパーとして今年の4月に契約が決まった。
翌月の5月21日にKanyeやMike Deanなど蒼々たるメンバーに助けられデビューEP”Owl Pharaoh”がデジタルフリーダンロードでリリースされリードシングルのUpper EchelonはUSチャートで45位を獲得した。
その後BEEN TRILLのツアーにゲスト参加しSXSW13やFOOLS GOLDそしてMTVなど数々のフェスイベントに参加し若いエネルギッシュなライブで観客を圧倒している。9月現在アメリカ国内ツアー中で各都市を回っている。
2013年はプロデューサーとしてもKanye WestのYeezusを始めWALE, Jay-Z,Big Sean, John Legend, そして先日リリースされたPusha TのMNIMNと蒼々たるメンバーのアルバムに貢献している。以前のASAP ROCKYの爆発の仕方を思わせる業界で大注目の人材である。