Eli Verveine (Tardis Records/Switzerland)
スイス・チューリッヒ出身の女性DJ・レーベルオーナー。
Eli VerveineはDeepな音楽愛好家に絶大な支持を集めるBlog「mnml ssgs」で発表された「mnml ssgs mix15(2008)」、「ssg special(2010)」によって頭角を現した。RA(2012)、Beatport(2013)、Groove Magazine(2014)と立て続けにミックスを提供している中、前述のmnml ssgsのミックスに先駆けて発表され、mnml ssgsにフックアップされるきっかけにもなった「Carebear(2004年)」が、2014年、Groove Magazineの10 Mixes For Eternity(タイムレスミックス10選)に選出された。もちろん、これらのミックス提供だけでなくPanorama Bar、Robert Johnson、Rex等のヨーロッパの名門クラブを始め、US、オーストラリア等の世界中のクラブやフェスティバルの現場において毎週末どこかのフロアーを湧かせている。一貫してDeepなトリップ感と骨太な音圧を主軸に置くDJではあるが、音数を最小限に抑えた時間帯においてもキックとベースのある低域の躍動感が失われることはなく、フロアーにいるものの足を常に動かし続け、十分なハメとタメから繰り出されるヌケを繰り返す事によってフロアーから抜け出せなくなる感覚をもれなく味わわせてくれる。また、DJからの支持も絶大で、いわゆるDJ's DJに共通する資質としての選曲とミックスにおけるそのDJ固有の確固たる審美眼と、時代の移り変わりに左右される事無くマイペースに掘り下げて行くタフさを併せ持った数少ないDJである。レーベルオーナーとしては、「自身が影響を受けたアーティストのリリースを行う」と いうシンプルなコンセプトのもとに、2012年にTardis Recordsを始動。これまで共同運営者のOscar Schubaqとの共作や、Minimal Houseの老舗レーベルMosaicでおなじみのJorge Zamacona aka Paul Mac、90年代からカルトヒットを連発する西海岸のDJ Jes等の作品をリリースしている。
大の親日家であり、ジブリファンというキュートな側面も持つ。
dj masda (Cabaret Recordings)
So InagawaとCabaret Recordingsを主宰。Domino、Middle of NowHere、Present Tenseのレジデント。振れ幅が自由かつ破綻させない選曲で確実にいい所をキープしながら日本から世界へ。
Tanukeep & G (Rice)
Berlinで出会ったKeep系職人。主宰するRiceは若手音楽フリークに絶大な支持を集めながら独自路線を驀進中。
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