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CLUB MOVE 18周年記念 HARMONY SPECIAL & KING STREET SOUNDS PRESENT DANNY KRIVIT JAPAN TOUR 2015

ダニー・クリヴィット。彼はこれまでも頻繁に来日してきたが、日本に到着して最初にすることはいつも同じ。渋谷のレコード・ショップに足を運び試聴を繰り返 し、折り畳んだ自作のwant listをポケットからときどき取り出しては、「なあ、これの在庫がないか確認してもらえないか?」…DJとしてのキャリアをスタートして約40年が経過した今も、彼は音楽との新しい出会いに胸を躍らせ、その探究心に妥協はない。1979年にRoxyのオープニングそしてメインDJを4年間務め、その後 Studio 54、The Choice、The Loft、Shelter、Sound Factory Barといったその時代を象徴するクラブで活躍してきたが、96年から始まったパーティによってその名はNY を飛び越え世界中に広まった。それまでMr.K名義で秀逸なリエディット作品を残してきた業績もそれに伴い正当に評価されるようになり、数々のコンピレーションCDを発売。新旧こだわらず、自分が惚れこんだ楽曲の魅力を(時にはエディットを施し)最大限に活かしてフロアに届けることを信条とする彼のスタイルは、パラダイス・ガラージやロフトといった70年代から受け継がれてきた精神でもあり、現在、集客的そしてフロアとの音楽的共有においても最も成功しているNYのレギュラー・パーティと言えば、彼がレジデントを務めるに他ならない。これまでのダニーの滋賀でのプレイはダンス・クラシックス中心だが、彼はラリー・レヴァン始めこれまでの先達が生み出したヒット曲に甘んじず、常に自身のクラシックスを追い求めている。何十年も前の曲が流動的にセットに組み込まれるその現場に古臭さはなく、時代のスタイルに反映し、革新的だ。ダニー・クリヴィットはDJというアートフォームの一つの完成形であり、円熟期を迎えた今だからこそ、改めて彼のプレイをじっくりと堪能してもらいたい。
(Nagi - Dazzle Drums) www.dazzledrums.com


DANNY KRIVIT
Francois Kをもってして『自分を唯一惨めな気もちにするDJ』、またLarry Levanいわく『Dannyほど美しく優しいスイートな世界をクリエイト出来るDJはいない』とまで言わせるDJ、Danny Krivit。70年代からクラブでDJとして活躍。また数々の素晴しいリミックス、リエディットを手がけ、King St. / Nite Groovesの人気Mix CDシリーズMix the Vibe、DefectedのIn The HouseシリーズからもリリースされたMixCD “GrassRoots”、 で彼の素晴しいプレイが堪能出来る。SalsoulのクラシックスをミックスしたSalsoul Mix by Danny Krivitや 日本でも公開され話題を呼んだドキュメンタリー・フィルム「マエストロ」のサウンド・トラックアルバムがリリースされ不動の人気を得る。レジデントDJとしてはマンハッタンのクラブSantosで日曜に行われている718 Sessionsや、Francois K, Joe Claussellとの“Body & Soul”、The Shelter、Cielo といったNYのクラブをはじめ、Deep (LA)、The End Up (SF)、Stereo (Montreal) Aqua Booty (Miami)等のクラブにゲストDJとして迎えられ精力的に活躍。2009年には、Nerevous RecordsよりDanny Krivit 718 SessionsのミックスCDがリリースされロングヒットを記録したり、“Downtown Calling”“The Disco Files”といった書籍にて度々ニューヨークのナイトライフにおけるキーDJとして、また“King Of The Re-Edit”として度々紹介されている。
(Danny Krivit Official HP) http://www.dannykrivit.net