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LIQUIDROOM 11th ANNIVERSARY HOUSE OF LIQUID

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いま再び注目の音楽都市=NY最深部からOPN、Four Tetも唸らす2人の気鋭HOLに現る

まぁ、もちろんいつだってあの都市は刺激的なんだろう。が、しかし、ことエレクトロニック・ミュージックに関しては、ちょっとここ数年、あの都市から耳に流れ込んでくる”新たな風”感が半端ない。絶えずディープに音楽をしゃぶり尽くしている輩からはそんな意見に共感をもらえるのではないだろうか? 11周年を迎えるLIQUIDROOMがスペシャル・プライスで送る、7月のHOUSE OF LIQUIDはまさにそんな空気感を体感させる2アーティストが来日する。昨年Falty DLとの来日も好評だったハウスDJ、Anthony Naplesと彼のレーベル〈Proibito〉からもリリースする、インダストリアル・ロウ・ハウスの雄、Huerco S.の2人だ。RAの人気動画シリーズ〈Real Scenes〉のNY編でも取り上げられた、いま最も話題のNYの新世代DIYハウス・パーティー/レーベル〈Mister Saturday Night〉、ロウ・ハウス~ベースなどカッティング・エッジな音源をトップ・クオリティのアナログのみでリリースする〈The Trilogy Tapes〉、さらにダメ押しでBurialもリリースするFour Tetの〈Text〉からアルバムをリリースと、話題のレーベル総ざらい的なリリースを行っているAnthony Naples。DJとしても高い評価を受けている。そして、Huerco S.は2013年に、同じくNYの現在のレフトフィールド・エレクトロニック・ミュージックの要、Oneohtrix Point Neverの〈Software〉からアルバム『Colonial Patterns』をリリース。セオ・パリッシュがまるでノイバウテンをネタにしたような、インダストリアル・ロウ・ハウス・サウンドでじわりじわりと人気を集めるアーティストだ。共演はおなじみ、1-DRINKとMOODMAN。現在NY地下深くから聴こえるロウ・ハウス~アヴァン・エレクトロニクスを体感できるまたとないチャンスとなるだろう。

さらにさらに、2FはLIQUID LOFTとTime Out Cafe & Dinerにて国内アンダーグラウンドを賑わす
ニクいやつらが勢ぞろい。LIQUID LOFTでは、新作をリリースしたばかりのインダストリアル・ユニット、CARREのライヴ、Neo Tokyo BassのEXS、米NY出身でパーティー〈Late Night Recreation〉を率いる、JR Chaparro。東京の新世代ビート~ハウス・シーンを象徴する女流DJ、Licaxxx。ヒップホップ~ブギー~ハウスにベース、ロンドン出身で東京にて活動するアーティスト/DJ、Mr.Tikiniが登場。そしてお隣、Time Out Cafe & Dinerでは、おじさんおばさん玄人筋もノックアウトする若き女性ベースDJ、CHANGSIE、ex 80kidzのMAYURASHKA、そしてストイックなグルーヴ・キープ力きっちりなDJポッセ、S[SACHIHO, Marii, 弓J]と女性DJたちが揃い踏みであります! 上下階ともに通い詰めて階段で足パンパンになるもよし、どこかに溜まって、じっくり聴き続けるもよし、百花繚乱のラインナップでスペシャル・プライス!(河村祐介)


※来日前に公開されたAnthony NaplesとHuerco S.によるミックスはこちらで視聴できます!
https://soundcloud.com/berlincommunityradio/bcr-special-anthony-naples-huerco-s



2015.7.10 friday night
LIQUIDROOM
open/start 23:30
adv(now on sale!!!)* 1,500yen/door 2,000yen(UNDER 25:1,500yen)
*PIA[P-code 266-372]、LAWSON[L-code 72521]、e+、DISK UNION(SHIBUYA CLUB MUSIC SHOP/SHINJUKU CLUB MUSIC SHOP/SHIMOKITAZAWA CLUB MUSIC SHOP/KICHIJOJI)、JAZZY SPORT MUSIC SHOP TOKYO、JET SET TOKYO、Lighthouse Records、LOS APSON?、TECHNIQUE、RA、clubberia、LIQUIDROOM

※20歳未満の方のご入場はお断り致します。年齢確認のため、顔写真付きの公的身分証明書をご持参ください。(You must be 20 and over with photo ID.)

info LIQUIDROOM 03-5464-0800 http://www.liquidroom.net

■Anthony Naples(アンソニー・ネイプルス)
今年の2月にデビュー・アルバム『Body Pill』を発表したばかりのAnthony Naplesは、何かと話題性が高い新進気鋭のプロデューサーだ。マイアミ生まれで、2009年からニューヨークを拠点にしている彼の初リリースは同市のアンダーグラウンド・ハウス・パーティーとして名高い「Mister Saturday Night」が2012年に始動させた同名のレコード・レーベルの第一弾作品だった。一気に注目を集めた彼は、翌年には〈The Trilogy Tapes〉から出したEPでさらにフォロワーを熱狂させた。まだ若干24歳ながら、ラフなテクスチャーの中にグルーヴの輪郭を浮き立たせていくような独特なサウンド・メイキングは、いわゆる「ロウハウス」勢の中でも群を抜く存在だと言えよう。その才能をいち早く見抜いたFour Tetは彼に最初にリミックスを依頼したアーティストの一人であり、また彼が運営するレーベル〈Text〉から『Body Pill』をリリースした。Naples自身も2013年にレーベル〈Proibito〉を旗揚げし、Huerco S.などの同世代プロデューサーたちの作品を紹介している。まだ頭角を現してからわずか3年程度しか経っていないにも関わらず、既に確立されたスタイルと世界観を持つ彼は、DJプレイにおいてもそれが明確に打ち出されている。
http://proibitorecs.biz

■Huerco S.(フエルコ・S)
カンザス州出身のHuerco S.ことBrian Leedsは、現在はブルックリンを拠点に活動しながらテクノ/ハウス・サウンドに革新をもたらし、世界的にその余波を広げている次世代アーティストの一人だ。DJカルチャーの洗礼を受けたというよりは、ハードコア・パンク・バンドでギターを弾くことに飽きてトラックを作り始めたという彼は、〈Opal Tapes〉や〈Future Times〉から12インチを発表。2013年末にOneohtrix Point Neverが主宰するエッジーなエレクトロニック・ミュージック・レーベル〈Software〉からアルバム『Colonial Patterns』で衝撃のデビューを果たす。地下シーンから煙立つような、インダストリアルかつサイケデリックな新次元のダンス・ミュージックを披露し多方面から注目を浴びる。昨年にはAnthony Naplesが立ち上げたばかりのレーベル〈Proibito〉からも12インチをリリースした。その一方で、若干25歳ながらDJとしての腕前にも定評があり、既に欧米の音楽通が集うフェスティバルやクラブのラインアップには頻繁に名を連ねており、ダンスフロアからの支持も厚い。既存のテクノ/ハウスDJの概念を裏切るような予想のつかないサウンドを繰り出す彼のプレイは、脳と身体を刺激するフレッシュなダンスフロア体験をもたらしてくれることだろう。
http://www.elasticartists.net/artist/huerco-s

■1-DRINK
HOUSE、TECHNO、BASSの境界を彷徨いながら現在にいたる。DJユニット"JAYPEG"を経て現在は個人活動中。近年は“対人対物無制限”というパーティーをtoby feltwellとともに主催。ときどき街の片隅をにぎわせている。
https://soundcloud.com/1-drink

■MOODMAN(HOUSE OF LIQUID/GODFATHER/SLOWMOTION)
80年代末に活動開始。高橋透、宇川直宏とタッグを組んだGODFATHER、HOUSE OF LIQUID、SLOWMOTION等のレジデントパーティーの他、TAICOCLUB、Freedommune、Raw Lifeなど、インディペンデントな屋外フェスへ多数出演。記念すべき第一回のDJを担当した〈Dommune〉では、自身の番組Moodommuneを不定期で放送している。2013年、約6年ぶりにオフィシャルミックスCD『SF mixed by MOODMAN』を発表した。
https://twitter.com/moodman10

□CARRE
インダストリアル・ミュージック・デュオ。
NAG:RHYTHM MACHINE, BASS MACHINE, SYNTHESIZER
MTR:BOX, OSCILLATOR, GUITAR

□EXS(NTB)
2005年頃から東京を中心にDJ活動を開始。自身のレーベル「Neo Tokyo Bass」でパーティや楽曲のリリースを企画しながら海外アーティストのサポートや国内外ツアーをして活動中。2014年にはプロダクションチーム「mo'lifetokyo」を始動し、恵比寿Time Out Cafe & Dinerにて東京を中心に活動するデザイナーやクリエイターのオフラインショップと題して【P.O.P】開催。
https://soundcloud.com/exsntb
http://molifetokyo.fashionstore.jp
https://soundcloud.com/neotokyobass

□JR Chaparro(Late Night Recreation/UN)
米NY出身、東京のアンダーグラウンドダンスパーティー〈Late Night Recreation〉と〈UN〉のレジデントセレクターJR Chaparro。これまでMiclodiet(Sludge-Tapes)やHarvey Sutherland(Echovolt Records)らをゲストに迎えて開催されてきた〈LNR〉を主催しながら多数のパーティーに出演、ナイスヴァイブスを中心とするビニールのみでプレイ。

□Licaxxx
1991年生まれのDJ、ビートメイカー。ビートミュージックを中心にファンキーかつ骨太なプレイを心がけたDJスタイルで都内を中心に全国のあらゆるジャンルのパーティーに出演。オーバーグラウンドな活動をしながらもアンダーグラウンドなプレイに注目が集まっている。JetSetでのDJチャートではマシーンハウスを中心に推している。
http://licaxxx.flavors.me
https://soundcloud.com/rikahirota
https://twitter.com/Licaxxx

□Mr.Tikini
ロンドン出身の博愛主義者。現在、東京にてアーティスト/DJとして活動中。海外との繋がりを生かし、常に文化の最先端に立ってシーンに影響力を与え続けている。

◆CHANGSIE
千葉は銚子の潮風が育んだ、1987年産ベースDJ。ブラックミュージックに魅了されDJを始める。ダブステップからベースミュージックにハマり、UKベースを軸にテクノ、ハウス、2STEPなどをプレイ。新宿OPENで奇数月第2水曜日に行われている“PSYCHO RHYTHMIC”をはじめ、都内各所のクラブでフロアをブンブンうねらせている。ありとあらゆるベースを求めて、日々変貌中。

◆MAYURASHKA
広島出身。80kidzのメンバーとして2009年まで活動。脱退後DJとして活動を続ける。こよなくVINYLを愛しHOUSE, DISCO, INDIE ROCKを日々掘り続ける。三宿Webにて『Sister Sister』を主宰。また2012年秋より代々木ビレッジにてミュージックセレクターを担当。その他ファッションブランドBGM制作や雑誌の音楽連載執筆も行っている。

◆S[SACHIHO, Marii, 弓J]
SACHIHO、Marii、弓J。三人のFemale DJによるパーティー、“S(エス)”。渋谷KOARAで不定期開催される“S”は2015年に5周年を迎えた。“S”はSMのS。「音によってダンス・フロアを攻める」ことを旨として、彼女たちは自身のパーティーをそう名付けた。伝説の芝浦GOLDでクラブのカルチュアに魅せられ、現在はハウス~ミニマル経由のグルーヴでダブ・ステップを紡ぐSACHIHO、90年代のハウス・ミュージックを愛し、ハウスの快楽、毒を纏った儚い美しさを高い経験値で表現するMarii、三人の中でも一際ソリッドなミニマル・テクノと、その奥で深く煌く音楽的色彩とでエレクトロニカ・サイドからも支持を集める弓J。彼女たちは三者三様の技巧と審美眼をもって、時に女王のように力強く、時に聖母のように優しく尊く、ダンス・フロアをあらゆる角度から刺激して攻める。攻める側も攻められる側も音楽を一段と求め合い、それぞれの笑顔がクラブを満たしていく。“S”はそんなパーティーである。