Jeff Millsが誘う宇宙遊泳、未知の領域へ
1965年6月3日、それはアメリカ人宇宙飛行士Edward Whiteが初めて宇宙遊泳(spacewalk)を果たした日。これまで音楽を通じて宇宙のヴィジョンを私たちに想像させ続けてくれた真のテクノ・パイオニア、Jeff Millsがこの51年前の宇宙科学史上の重要な日に捧げるコンセプチュアルなDJセットを披露する。久しぶりの東京でのクラブプレイであり、しかも今回の来日でのDJプレイは本公演のみ。驚異的な創造力で、テクノを前人未到の領域に常にアップデートしてきた彼の音楽世界に触れる最良の機会だ。サポートにはベルリンから、新たな旋風を巻き起こしているテクノ集団Grounded Theoryを率いるHenning Baerが登場。さらにセカンドルームにはデトロイトのTransmatからのリリースも大いに話題となっているHiroshi Watanabeが出演。贅沢な音の宇宙遊泳となりそうだ。
Henning Baer (Grounded Theory | MANHIGH | Sonic Groove)
ベルリンを拠点とするGrounded Theoryのファウンダー、レジデントDJにして、エージェンシー、イベントのキュレーションも務めるHenning Baer。2009年、初期の頃からGrounded Theoryは新しいアイデアを取り入れ、現地では勿論の事、世界レベルでベルリンテクノを世に広めてきた。
長年エレクトロニックミュージックの前線に立つ彼のビジョンと的確な指導にて幅広く活動し続けてる。Henning BaerのDJセットのように、Grounded Theoryはテクノをルーツとし、様々な時代とエリアの音やアーティスト達、ベルリンのダンスフロアではなかなか耳に入らないUKミュージック、エクスペリメンタル、アンダーグラウンドなサウンドを結合している。
同じレジデントのMilton BradleyとのプロジェクトでTaanstaafl PlanetsからEPをリリース。Grounded Theoryと似たテイストのSonic GrooveやK209からもリリースを果たし、その後、自身の基礎となるレーベル「MANHIGH」を立ち上げた。
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