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Montreux Jazz Festival Japan 2016

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1967年の夏。スイス、レマン湖のほとりでモントルー・ジャズ・フェスティバルは始まった。現在では“世界三大ジャズ・フェスティバル”のひとつに数えられ、毎年25万人以上の音楽ファンがモントルーを訪れている。そんなモントルー・ジャズ・フェスティバルは今年、記念すべき「第50回」を迎える。

 同フェスティバルの創始者にして、長年、最前線で指揮を執り続けたクロード・ノブスは、2013年1月に逝去。開催50周年に立ち合うことなく、76歳でこの世を去った。しかしながら彼の遺志は受け継がれ、この日本でも「モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン」として花開くことになる。

 昨年にひき続き、2回目の東京開催となる「モントルー・ジャズ・フェスティバル・ジャパン2016」は、前年の高評を受けてさらに内容を拡充。世界が認める“本物”たちが、今年もその精髄を披露する。イベント名に冠された「ジャズ」の文字は、演奏スタイルや音楽ジャンルを指し示すものではない。「大人が愉しめる」上質で洗練された音楽。あるいは、本来、ジャズという音楽が保有している「自由闊達な精神」を宿した演奏。私たちが考える「ジャズ」とは、そんな音楽だ。

 今年、本イベントのキービジュアルを制作するのは、ファッションデザイナーの山本耀司。モントルー・ジャズ・フェスティバルの創始者クロード・ノブスが、生前もっとも敬愛したファッションデザイナーこそ、ほかでもない、ヨウジヤマモトだった。

 50年前から変わらぬ伝統と、人のつながりが、今もここに息づいている。

そして、50年前には想像もつかなかった驚くべき音楽が、ここにはある。

■オフィシャルサイト
http://www.montreuxjazz.jp/