ダンスミュージックフェスの冬の風物詩とも言える「WOMB ADVENTURE」が、今年も幕張メッセで12月14日(土)に開催された。今年は、昨年に引き続きRICHIE HAWTINのパーティー「ENTER.」をフィーチャーしたメインステージと、インターネットラジオステーション「block.fm」エリア、「A|X ARMANI EXCHANGE」エリア、「Jagermeister」エリアの、計4エリア構成で開催された。
「ENTER.」エリアにはRICHIE HAWTINを筆頭に、PACO OSUNA、JOSH WINK、GAISER、RECONDITEらがエッジの効いたパワフルなサウンドで、終始フロアを湧かせ素晴らしいパフォーマンスを披露してくれた。幕張メッセのような大きい会場で、ああいったテクノを体で感じるのは本当に気持ちいいし、とにかく盛り上がれる。個人的にはPACO OSUNAのプレイが1番印象的だった。とにかく爆発力がすさまじい。好き嫌いはあるが、あのサウンドはもう踊るしかない。本場イビサさながらのライティングとビジュアルが、よりいっそう気分を高揚させた。
一方、「block.fm」エリアには、☆TAKU TAKAHASHIを筆頭に、GILDAS (Kitsune)、SHINICHI OSAWA、80KIDZ、DJ AKiらが登場。「ENTER.」エリアの固いテクノを体感すると、「block.fm」エリアのサウンドがいい意味でやさしく感じる。「ENTER.」エリアで疲れた時は、「block.fm」エリアに行って癒されるという、セカンドステージとしての役割をちゃんと果たしていた。とはいえ、もちろん踊れるサウンドだし、プレイも最高だった。
EDMを中心とした最先端のパーティーミュージックで盛り上がった「A|X ARMANI EXCHANGE AREA」では、パワフルかつ高揚感溢れる音楽が鳴り響き、何よりも若い世代の活気が1番の魅力だったと言える。また DEXPISTOLS の Supermaar がプロデュースする「Jagermeister AREA」では東京のアンダーグラウンドを象徴するDJたちがアットホームな空気感のなかディープなサウンドを聴かせてくれた。
そんな、「WOMB ADVENTURE'13」は今年も大盛況の中幕を閉じた。参加したほとんどの人が来年も開催してほしい!そう思える素晴らしい冒険体験が今年もできたのではないだろうか。
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