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"W" Release Party

【Room 1】Fred Everything (Lazy Days / San Francisco / US), Nebu Soku (KSR / amenti music), Keng (Unite), Masanori Mikami -LIVE- (OUTDRAW / Kyoto), Yoshitaca (Fasten Musique / Metroline Limited), 【Room 2】Midori Aoyama+Aiko Morita (EUREKA!), Tatsuya Ouchi+Sota (Drop), Aki Yoshioka (Aube)+Sotoshi Onishi (strobo), Amemiya+Tacken (wide-awake), Shogo Furukawa+Naoto Iwatsuki

Photo shooted by 49n(COMPOSITE mag), Tomokazu Furuya
Text by TI (Groove Magazin by RITTOR MUSIC, INC.) 昨年末2012年12月12日にKeng / OneとMasanori Mikami / OUTDRAが日本全国でリリースされたことを祝してsolfaで行われた"W" Release Partyはたくさんのオーディエンスの来場により盛り上がり幕を閉じた。

その盛り上がりだけでなく、今後各出演者や関係者、それぞれが関わるパーティが打ち出すであろう新しいハウスのスタイルを感じ取ることができるハイクオリティな内容であった。
また業界関係者も多数訪れハウスシーンの新しい展開を垣間見て応援すると共に和やかな輪のある光景が印象的でパーティとは何か、を改めて感じさせる良い一夜であった。

今後の展開としてはKengは東京、Masanori Mikamiは京都と大阪を拠点にし、それぞれのレーベルのマネージメントを基軸にリリースを控えると共に国内レーベルや海外レーベルとのコラボレーションやDJ、Liveのギグを勢力的に行って行く。
また前者二人と共にRoom1に出演したYoshitacaが支えるFasten Musiqueからは昨年末12/24に第二弾 "Ivano Tetelepta & Roger Gerressen /For What It's Worth(Ion Ludwig's Rising Sun remix)' がバイナルでリリースされた。
更に1/23にフルアルバム'A Ray of Light'のリリースを控えるThe People In Fog a.k.a. DJ Sodeyamaや先日o.p discから新譜をリリースしたDenがミックスしたPodcastにも要注目である。 Room2には今後の活動が注目されシーンを牽引する若手の腕が光っていた。
まずMidori Aoyamaと先日アメリカ シカゴの老舗ラジオ"deephousecat"から日本人で初めての配信を成し遂げたAiko
Moritaが推進するEUREKA!は1/25 elevenにUKからReel PeopleとThe
Layaboutsを召喚することを皮切りに"ハウスシーンに新しい潮流を起こす"という強い意志の元、若手ながらハウスを周知したプレーのクオリティの高さと勢いを感じ取ることができた。

またロンドン仕込みのブレの無い安定感のあるプレーを披露したTatsuya
OuchiとSotaが牽引するDropは1/10に開催を予定しており、その後は昨今懸念されているパーティの神髄とは何か、という疑問を改めて熟慮し、規模に左右されずパーティのクオリティを追求し、こだわりのある真のパーティを目指し新しい展開を起こすだろう。

全体を通して一体感のあるパーティだとを感じられたと共に、随所に個々の技術やセンス、高い才能やあたたかい人間性が際立つ瞬間を垣間見ることができた。

当日現場にいらっしゃらなかった方にも今後のそれぞれの動向をチェックして欲しいと自信を持ってオススメできるハウスパーティであった。