その豪華な空間作りから、他のクラブとは一線を画すイベントスペース、大阪"オンジェム"。さまざまな音楽と人が入り混じり、まさに大人の宴が毎夜繰り広げられ ている。そのオンジェムからマネージャーの森氏とプレスの丸井氏、オンジェムをメインの活動の場とするKO-MATSUHIMA氏に話を聞いた。







──まず初めに、以前からすごく気になっていたんですが、店名の「11(オンジェム)」にはどういった意味があるんですか?

森:
オンジェムっていうのは、フランス語で「11番目」のっていう意味なんですよ。このビルの11階にありますし。

─直球だったんですね。どういった経緯でできたお店なんですか? 。

森:
はい(笑)。もともと"SAZA*E"と"オンジェム"ってお店があって、まったく異なった営業形態をやってたんですよ。どちらかというとSAZA*Eで今のオンジェムでやっているようなイベントをやっていて、当時のオンジェムは音だけではなくてショーであったり、いろんなものを含んだもっと大人向けのエンターテ イメントをやっていたんです。SAZA*Eが閉まるタイミングで、オンジェムにコンテンツを持ってきたっていうところから始まっていますね。 。


Live and Bar 11(ONZIEME)店内


─そのSAZA*Eからコンテンツを持ってきたときは、内装など変えられたりしたんですか?

丸井: 丸井: もともとのオンジェムっていうのがライブとパフォーマンス中心のエンターテイメントスペースだったんですよ、ムーランルージュ的な。SAZA*Eのコンテ ンツをオンジェムに持ってくることになって、ダンスミュージック寄りのイベントが増えていって。その際に、SAZA*Eで使用していた音響や照明を 全部持ってきた感じなんです。

─オンジェムって高級ブランドや大型デパートが並ぶ御堂筋にあって、しかもオンジェムが入っているビルってすごく立派じゃないですか。しかもその最上階にお店を構えているという。どういったコンセプトがあるのですか?

森:
僕たちが考えてるのが、音楽だけに特化したものではなくて、ファッションであったりとかいろいろなカルチャーを取り入れて、最終的にお客様に楽しんでいただけるエンターテイメントスペースであればいいなと思ってます。


Live and Bar 11(ONZIEME)イベント中


─特定のジャンルだけを押し出すのではなくて、幅広いジャンルのイベントをやられているは、そういった意図があるのでしょうか?

森:
そうですね。去年やったことを同じようにまた今年もやるのではなくて、流行であったりのプラスアルファのエッセンスを加えて、オンジェムならではのイベントを発信していくってことを考えてますね。

丸井:
新しい遊び場所の提案、新しい遊び方の提案をしていくって感じですね。店の作りを含めて。

森:
そうですね、1回目来たときと2回目来たときに違う感覚を持ってもらえるといいなと思ってます。ただね、すぐに1回、2回では変われないですけど(笑)

丸井:
大阪独自の雰囲気は出せていけてるのかなと思いますよ。東京にはない感じ。


─たとえばどういったことですか?

丸井:
さっき言った、いろんなジャンルを取り入れて曜日ごとに色をつけて、盛り上がっていけてる部分であったりとか。

森:
音楽のジャンルでお客様に来ていただくんじゃなくて、オンジェムだからこそ来てもらえるようであれば、と。金曜日のイベントに遊びに来てた人が土曜日のイベントにも 遊びに来たりとか。またその逆ももちろんね。オンジェムは、いつ行っても楽しいからオンジェム行こうよって言ってもらえるようになるのが1番ですね。 自分たちがやりたいことを前提に、お客様が何を求めいるかって部分も大切にして発信していく。そこにトレンドだったりの付加価値をつけて。


(右上へ続く)
 
インタビュー中 左からKO-MATSUHIMA氏、丸井氏、森氏


─ なるほど、そういった積み重ねが支持されている理由なんですね。

丸井:
出演者も大切なんですけど、お客様が主役っていう部分を大切にして。お客様に楽しんでもらえないとやっぱ支持してもらえないという部分があるんで。照明であったり、音響であったりお客様が過ごしやすい店内環境を整えたりとか。今後も改善点はいっぱいあるんですけどね。でもそこは、毎年成長していかなあかんかなって思ってるんで。

森:
演出であったりとかいろんな部分は重要になってくるんですけど、僕たちもお客様を楽しませる1人じゃないですか。すべてのものが揃って一体感が生まれて。一体感が生まれるときって楽しいじゃないですか?みんなが参加できてるっていうか。

丸井:
なんか、東京にはないパーティー感みたいなもんがあると思うんですよね。一体感が生まれるときってドーンってすごいじゃないですか(笑)。そういうイベントってオンジェムは多いと思うんですよ。そういうのを大切にしていきたいですよね。

KO-MATSUHIMA:
ストイックに踊りにだけ行こうって人は少ないと思いますね。どちらかというと一体感を求めて、騒ぎに行こう、盛り上がりに行こうっていう目的の人が多い感じがします。

森:
でも、GAN-BAN NIGHTを始め、もちろん音楽に特化したものもありますよ。

丸井:
「ELEKTROJUNKIE」もそうですよね。ただ、レギュラーパーティーだから音楽に特化してても一体感ははりますよ。KO君のDJが好きで、KO君のかける曲 が好きで、KO君の呼んでる海外アーティストにも共感してくれて。それで、バーのところで乾杯って。で、KO君酔わして(笑)。そういったパーティー感は 強いですね。

KO-MATSUHIMA:
そのへんってとくに大阪人は強くて独特なのかもしれないですね(笑)


KO-MATSUHIMA @ ELEKTROJUNKIE

─大阪の店舗さんを回ってみると感じるのが、スタッフの人がすごい盛り上げてくれることなんですよ。

オンジェム:
そうですね、絶対ありますね(笑)

─大箱なんだけども、すごく距離が近い。

森:
いいように言うと「大人のディズニーランド」って考えてるんですよ、そういう存在になればいいなと思ってますよ。

丸井:
(ボソっと)夜のテーマパーク……。

一同:
(笑)

KO-MATSUHIMA:
なんか聞こえ悪いっすよ(笑)。ちょっとイヤらしい感じが入ってきましたよ。


Live and Bar 11(ONZIEME)店内



(左下へ続く)








─松島さんがやれている「ELEKTROJUNKIE」は、オンジェムを代表するイベントだと思いますが、コンセプトを教えてください。

KO-MATSUHIMA:
さっきの話にかぶっちゃうんですけど、主要店舗さんて金曜日にハウスやってて土曜日もハウスやっててってたりとか、ある程度、音が決まっていると思うんで すよ。オンジェムの場合は、4つ打ちやっていたりオールミックスやってたりしてるんですよ。SashaやJohn Digweedがやった次の日にオールミックスのイベ ントしてるって(笑)。「ELEKTROJUNKIE」ってタイトルではあるんですけど、「あまりこだわり過ぎない4つ打ちでやっていく」っていうのがこだわりだったんですよ。 だから、テクノ、ハウス、エレクトロ、プログレなどなどいろいろある中でいろいろかけていくような感じをしようってことになって。そのほうがお客 さんに対して常に新しい音を提供できるってことがあったんで。 あと、レジデンシーのタクヒロ君とは、最初まったく面識がなかったんです。それは、ここで新しく始めるときに、普段絡んだことのない人とやるっていうのが1 番最初のコンセプトだったからなんですよ。彼は僕自身がやってるフィールドとちょっと違う、もうちょっとロック、エレクトロ色が強い人だったんで、そっ ちのほうがパーティーとして幅が広がると思ったんですよね。だから外タレ海外アーティストのセレクトもおもしろくて、スティーブ青木が出演するときもあれば、M.A.N.D.Y.が出演するときもあり、わりとゴチャゴチャというか(笑)。でもそれでもお客さんはついてきてくれてますし、そっちのほうがおもしろいのかなって。

─パーティーにお客さんがついてきてくれてる状況を作るってことですよね。

KO-MATSUHIMA:
そっちのほうが理想ですよね。


Live and Bar 11(ONZIEME)イベント中

─ちなみに森さんは、「ELEKTROJUNKIE」に対してどういった印象をお持ちですか?

KO-MATSUHIMA: 怖い、、、

一同:


森:
土曜日の1つのイベントとして人気のあるイベントですし、僕が知ってるお客様の中でもエレクトロジャンキーが好きってお客様も多いです。もちろん松島君自身もアーティスト の友人や友達をたくさん呼んでくれてるってところで、これからもずっとやっていきたいってイベントですね。

─ちなみにクラベリアでは「ELEKTROJUNKIE」のパーティーレポートがたくさんアップされています。

KO-MATSUHIMA:
りぅちゃん(Eliu*)ですね。それも大事かなって思います。カメラマンをしっかり入れてレポートを発信したり、映像をYOU TUBEにアップしたりだとか。やっぱり楽しい雰囲気をみんなに見てもらうってのがけっこう重要だと思いますよ。

森:
今後も続けて行きたいので、店側の意向とアーティスト側の意向を話し合って、もっといい空間を提供できればと思っていますね。

─オンジェムでプレイしていて感じるオンジェムならではの魅力ってありますか?

KO-MATSUHIMA:
オンジェムの好きなところは、DJブースとお客様との距離が近いってところと、DJブースを見てもらえるとわかると思うんですけど、自分のやっていることが 丸見えのブースなんですよ。僕は、そのほうがおもしろいなって思っているんですよ。パフォーマンス性が高いプレイが好きなので、見てもらってなんかおもしろいこと やっているなっていうのがあって。距離が近いっていうので、お客さんとしゃべりながらできたりもしますし。ダイレクトに反応も見やすいですからね。それが すごい魅力だと思うんですよね。


Live and Bar 11(ONZIEME)イベント中

(右上へ続く)
  ─お客さんがブースに乗っかってきたとかはないんですか?ロック的な。

KO-MATSUHIMA:
ないですけど、スティーヴ青木はお客さんにダイブしてましたね(笑)


Steve Aoki @ ELEKTROJUNKIE


─すごいですね。ところで松島さんが使用されてる機材環境を教えてください。

KO-MATSUHIMA:
Pioneer DJM-800とCDJ、EFX-1000、KORG KAOSSILATORとラップトップでAbleton Liveを使用してます。使用する曲がほとんどAbleton Liveから出ていて、マルチトラックで使用しています。DJミキサーのうち3チャンネルはパソコンから出ている仕様になっていて、2チャンネルは普通に曲同士を繋いで、あとはマッシュアップ様に1チャンネル使って。それをミディコントローラーで操作する形でやっていますね。

─DJのキャリアはどれくらいになるんですか?

KO-MATSUHIMA:
僕はけっこう長いですね。10年選手にはなってるんじゃないんですか。もちろん、最初はヴァイナルでしたよ。

─最近、クラブの現場では20歳をむかえたばかりくらいの若い人たちをあまり見ない気がするのですが、オンジェムではいかがでしょうか?

森:
こういう世界って最初は怖い印象だったりって不安が付きまとうじゃないですか。それを感じさせないように安心した店作りをして、若い人たちを含む、すべてのお客様に「オンジェムは楽しい」って印象を持ってもらえるようにしたいですね。

KO-MATSUHIMA:
DJブースの手元を映したUSTREAM配信とかしてみると、けっこう興味もってくれている人っているんですよね。そういうのしか見ることない人って いるんですよ。ダンスミュージックには慣れ親しんでいる、興味はあるけれども現場には来ない若い人っていうのは実際にいますよね。

丸井:
リアルタイムでやり取りしてるよね、プレイしながらUSTREAM。返事打ってプレイして(笑)

KO-MATSUHIMA:
忙しいんですよ(笑)

丸井:
女性のお客様に聞くと、20歳になったらオンジェムに行こうってことを目標に誕生日を楽しみに待ってる人がいてるらしいですよ。

KO-MATSUHIMA:
います、います、それはいます。


Live and Bar 11(ONZIEME)店内

─憧れを持ってもらえるってことは、ブランディングがしっかりできてるのかもしれないですね。

丸井:
立地的にも心斎橋の駅を降りてすぐ入れるっていうのと、御堂筋からすぐ入れるっているうので、アメリカ村でもないじゃないですか。なんで、安心感があってこっちに来るっていうのがありますね。

─セキュリティーも店内にいますよね。

森:
はい、安全を守るっていうのは不安を取り除く要素のひとつですよね。

(左下へ続く)







─今後シーンが抱える問題って何があると思いますか?

KO-MATSUHIMA:
オーガナイズしている立場からいうと、一晩のクオリティーを維持するっていうのが1番大きいところだと思うんです。オンジェムという空間が好きで遊びに来 る人もいれば、そのパーティーの内容が好きっていう人もいるし、僕の友達ももちろんいますし。それを全部ひっくるめて混ざっても楽しめるものを作らないといけ ないと思うんですよ。となると、トータルのクオリティーを高く維持しないとすぐ飽きられるし、オンジェムのほかのイベントにも迷惑がかかるんです。土曜日のイベントをやっている人であれば、みんながみんながんばって毎週土曜日のクオリティーを維持し続けるってのが重要なんですよ。


Live and Bar 11(ONZIEME)イベント中


─ほかのイベントのことも考えなければという意見は、初めて聞きました。

KO-MATSUHIMA:
絶対そうしないと無理なんですよね。逆にそのほうがおもしろいんですよね。自分が知っている人とか音楽に詳しい人の前でプレイするのっておもしろくないんですよ ね。ある程度手法を踏めば絶対盛り上がるから。いわゆる普通の一般のお客さんがいて、その人たちみんなが踊って一体感作り出せると達成感があるし、そこ がおもしろいんですよ。予測できないことも起こってきますし。なるだけ、一般の人に来てほしいんですよ。

森:
一般の人が、来るとパーティーもほんとに雰囲気がよくなりますからね。

丸井:
「曲知らんけど楽しい」ってとこに繋がるんですよね。それもやっぱスキルやと思うんですよね、アーティストの。

─「渚音楽祭・大阪」でオンジェムブースを出されてるじゃないですか。いつもすごく盛り上がっているなと思っていました。

KO-MATSUHIMA:
僕もめっちゃ思います。みんな基本的なスキルがめっちゃ高いんだなって。オンジェムの人たちすごいなって痛感しました。

丸井:
山であるレイヴとかいってるような人たちもエレクトロで踊っちゃってたり。ゴアトランス好きそうな風貌なのにな~と思いながら見てました(笑)


インタビュー中


(右上へ続く)
  ─5年後のクラブシーンはどうなっていると思いますか?

KO-MATSUHIMA:
すごい(笑) エンターテイメント性を高くしないとむずかしいなと思うんですよ。それは、お金が解決するのか技術が解決するのかわからないんですけど。もうちょっと それぞれの一体感。たとえば音楽と映像と照明の一体感などをもっと提供できるでしょうし、お酒をオーダーするときってうるさいからオーダーしにくいじゃないですか。だからタッチパネルでオーダーできるようになってたり。楽しみやすい、居やすいといった点でよくなっていってると思うんですよね。あとは、現場にどうやってきてもらうかですよね。音楽だけ楽しむのであれば家でも楽しめるわけですからね。トップアーティストのプレイもインターネットでなんぼでも聴けますし。だから、みんなと一緒になって盛り上がりたいって場所を作らないといけないですよね。

森:
ライブとかっていうのは、アーティスト対自分ってなると思うんですけど。ダンスミュージックっていうのは、音楽とお酒であったりとか場の雰囲気が混ざりあっているものだと思うので、そこにプラスアルファの楽しめる材料であったりだとか、エンターテイメントって部分をもっと取り入れて行く必要があると思うんですよね。


DAMIAN LAZARUS @ ELEKTROJUNKIE


─変わっていかないといけないのかなって感覚もありますね。あと、個人的な意見なのですが、クラブに行って1番楽しいことって、クラブデビューした当初と変わらず、新しい誰かと知り合えて仲よくなったときが1番楽しいんですよね。

丸井:
リアルにコミュニケーション取れる場ですからね。

森:
イベントにファッションの要素を強くすることによって、普段来ない人も来てくれたり、普段知り合わない人とも、ファッションという共通言語で知り合えたりね。あとは、ブランドのマネージャーさんと知り合えたりとかね。

─最後に、みなさんにとってクラブとは?

一同:
やば、むずっ(笑)

丸井:
お店からの発信が多すぎる気がするんですよね。昔ってお客様同士が繋がって、現場から生まれたものがどんどんオーバーグラウンドに出てきてたと思う んですよ。そういうカルチャーというかムーブメントがもっと出てきたらいいなと思いますね。今は、音楽が中心になりすぎてると思うんですよ。クラブカル チャーってもっと広いもんだと思うんですよね。考えが古過ぎるんかもしれないですけどね。

KO-MATSUHIMA:
さっきの話ともかぶるんですけど、音楽だけであれば家で十分楽しめるじゃないですか。空間としてここでしか味わえないものがあるんですよ。それを表せる言葉があったらいいんですけどね。アーティストとしては、リアルタイムに新しいものを昇華させていく場なんですかね。

森:
僕の場合、「オンジェムとは」という話になるんですけど、「社交場」みたいなもんですよね。お客様を招いてるってとこで、開かれた社交場ですよね。毎日誕生日パーティー みたいな。いろいろなサービスを準備してお客様をおもてなす、楽しんでもらう。それで、今まで接点のなかった友人同士が仲よくなる。そういった、社交場み たいな存在ですね。


Live and Bar 11(ONZIEME)店内



(END)







 

Live and Bar 11


Address: 大阪市中央区西心斎橋1-4-5 御堂筋ビル11F
Access: 地下鉄御堂筋線心斎橋駅 徒歩1分 
URL: www.onzi-eme.com/
clubberia Live and Bar 11(ONZIEME) club page:http://www.clubberia.com/clubs/896-11-ONZIEME/

ビル最上階に君臨するゴージャス感溢れるイベントスペース。 一歩足と踏み入れると真っ赤な照明に彩られた空間が広がる。メインホールでは、世界的音楽プロデューサーのニック・ウッドがライブミュージックを手掛け、 まるでムーランルージュを髣髴とさせるキャバレースタイルのパーティーが毎夜開催されている。








 

KO-MATSUSHIMA


柔軟な姿勢で新しい様々な音楽的要素を意欲的に吸収するスタイルで、HOUSE、ELECTRO HOUSE、MINIMALとDANCE MUSIC全般を幅広くプレイ。現在はラップトップでのプレイを中心に行っており、Ableton LiveとM-AUDIO TriggerFinger、Launch Pad、KORG nano PADを使いリアルタイムにEdit、Loopしながら再構築を行い、切り分けられたサンプルクリップをパッドで操作し、さらにPioneer EFX-1000、KAOSSILATORも用いるライブ感=楽器演奏感ある独創的なプレイを行っている。特にAbleton Liveを用いたマッシュアップテクニックやエフェクトテクニックは関西一円のみならずYOUTUBEでも多いに注目を集めている。 現在大阪11 -ONZIEME-はじめ、関西主要各クラブ、大型イベントやwomb等都内クラブへのゲスト等で活躍中。2009年にはイギリス老舗クラブ、 Ministry Of Soundの看板イベントThe Gallery、TOKYO DANCE MUSIC FESTIVAL等にも出演。 これまでにもJOHN DIGWEED、SASHA、JAMES ZABIELA、HERNAN CATTANEO、Paul Van Dyk、STEVE AOKI、SATOSHI TOMIIE、M.A.N.D.Y.、SOULWAX、HELL、MASON、THE YOUNG PUNX、NATHAN FAKE、PETTER、Tiesto、SANTOS、TIMO MAAS、STEPHAN POMPOUGNAC、Coburn、MOTOR、KO KIMURA、OSAMU M、DJ19、EMMA、中田ヤスタカ等数々の国内外アーティスト来阪時には多数競演を務め、高い評価を得ている。制作活動面では2008年10月に 2E2L RecordingsよりNightdriveのRemixをリリース。2009年に入りSkint RecordsよりKiddaのStrong Together (Ko-matsushima & Erich Logan Remix) をリリース。MIKIミュージックサロンにてAbleton Live&TRAKTOR Proコース、MIXコースの専任講師も勤める。今後の動向に注目されるアーティストである。

Official Web Site
myspace