プロモーターって必要なの?必要じゃないの?どっちなの!?
プロモーターの仕事は、アーティストの新作やライヴ/クラブイベントを各メディアに紹介し、多くの箇所で露出をして頂き、1人でも多くの新しいユーザーさんを獲得することに重きを置いています。ラジオや雑誌、ウェブサイトなど公で発信されているメディアとアーティストを繋ぐ役割をしています。今年もクラブ・ジャズ/ハウス・クロスオーバー系のアーティストのみならず、ヴァイオリニストのプロモーションにも関わらせて頂き多くの新たなファンの獲得に至る事ができたと思っています。
しかしながら、私含めてレコード会社が行っているメディアプロモーションは、2012年を境に一気にマイノリティな部類になったかなぁ、と思います。原因は、お察しの通り「SNSの台頭」にあります。つまり、アーティスト自らがFacebookやTwitter、そしてブログなどで新作や、イベント情報をプロモーションして、見事に成功している事例が幾つもありました。このインパクトは、とても良いことですが、プロモーターにとっては脅威この上ない事でした。
では、私が何をやり続けなければいけないのか?という疑問を抱くところなのですが、割合と役目は、はっきりしていると思います。それは前述の通り、メディアを通して知るユーザーが「これいいね!」と思わせアーティストを発信し続けるという事かなと思います。
SNSが担う事に対して公のメディアが担う事が、まだまだはっきりしている2012年、双方が上手にハドルを組んで、新たな作戦を立てて実行していかねばならないと感じる2012年でした。
最後に、個人的に“勝手に拍手”な、2012年誕生したラジオ番組TOP 5。クラブミュージック好きの方に聴いて頂きたい良い音楽がたくさんかかる番組です。
1:Travelin' Light(FM YOKOHAMA)畠山美由紀さんが初めてDJに挑戦の番組。
2:LHR -London Hit Radio-(INTER FM)UKアーティストにフォーカスした番組。
3:RADIO DISCO(INTER FM) ザDISCO番組、DJ OSSHYさん初DJ番組。
4:PARS ORPHEUS(INTER FM) SING LIKE TALKINGの佐藤竹善さんの番組。
5:THE KINGS PLACE水曜日(J-WAVE)androp担当の水曜日、選曲◎。