今年もパーティーに行かない週末はなかった!
今年もさまざまなライブ、パーティーを撮影させていただきました。その中でも特に印象に残ったものの一部を書かせていただきます。
まずは1月28日、SOUND MUSEUM VISIONで行われた「Gan-Ban Night」に来日したModeselektorのライブ。カメラを持つ手から汗が吹き出し、レンズは熱気で曇り、無我夢中でシャッターを切りました。フロアー後方からの眺めはまさに「ここはマンチェスターか!」と思わせるほどのカオスっぷり。渦にどんどん巻き込まれ、抜け出せなくなるような感覚を味わった一夜でした。
続いては「Fuji Rock Festival'12」での電気グルーヴのライブ。今年は、電気グルーヴのライブを何度も撮影させてもらえましたが、Red Marqueeでのライブは、今年の夏フェスのハイライトの1つでした。観客の盛り上がりでアーティストが熱を上げていく様に、僕も観客の盛り上りを感じれば感じるほど、無心で撮影し続けます。そんな中、「富士山」の時に、ピエール瀧のコスプレした富士山からでる煙をかけられた時は、熱気も忘れるほどの幸福感に満たされました。フジロックでの撮影は晴れようが、雨が降ろうが、カメラマンの仕事としては1年で1番キツく、体力と精神力がいる仕事ですが、カメラマンをやっていて良かったと心から思える瞬間の連続なのです。
続いては、昨年頃から流行している、EDM主要アーティストの2人、Steve AokiとSkrillex。まずは、Steve Aoki。ド派手なageHaの演出にマッチした彼のパフォーマンス、ケーキを投げられたお客さん、途中で登場したLMFAOのRedfooの最高に楽しそうな顔の写真を撮らずにはいられなかった。数日後に行われたSkrillex公演は、今、最も勢いのあるアーティストを間近で撮影できると決まった日は「YES!!OH MY GOD!!」ってなりました!EDMと言われる音楽には賛否両論ありますが個人的には楽しければイイと思っています。そこにいるお客さんが楽しそうな顔をしてれば、必然とテンションも上がって、結果、それがいい撮影につながるから。
本当に書ききれない程、さまざまなライブ、パーティーに行きました。毎週の様に遊びに行く事は難しいかもしれませんが、いろいろなライブやパーティーに足を運んでみてほしいです。何度も感動できる瞬間があるわけではないけど、足を運び続ければ、一生に1度の感動的な場面に出会えるかもしれませんよ。