来るものを全て受け入れ、全力で駆け抜けた1年。

 2012年は、1月にJuno Reactor (東京・大阪)をオーガナイズし、そのまま関空アウトにてメルボルンの「Rainbow Serpent Festival」に出演という今年の怒濤のスケジュールを予見するようなスタートダッシュから、帰国後は、自身のコンピレーション『OPERATION+81』をリリースし、「BIG BEACH FESTIVAL'12」「Red Bull Thre3style」といったイベントでのオフィシャルフォトグラファーを担当させて頂きつつ、某メジャーアーティストDVDのライナーノーツを手がけるなど、各方面の業種に問わず満遍なく携わらせてもらいました。おかげさまで、後ろを振り返る事も無く、あっという間の1年間。
 そんな中、音楽コンテンツ低迷、風営法問題等、業界的にソフトもハードも厳しい状況の中、来年への展望も見えつつ、11月に参加したケアンズでの皆既日食フェスティヴァルは、今年1年というよりも、ダンスミュージックシーンに関わってからの20年を凝縮総括してくれたような体験を与えてくれたと共に、新しい出会いと発見に満ちた2週間は、来年に向けての充電期間ともなり、2013年に向けて、すでに仕込みは始まっていたりします。