新たなスタートとなった2015年

　今年はシーン全体も個人的にも色々と大きな変化がもたらされた一年でした。Rainbow Disco Clubは会場を移し、伊豆で三日間での開催となり、万屋PAX TOKYOを始動。
　RDCでは新たな会場での作業に慣れない部分も多かったですが、来場者からは非常に高い評価を受けることができ、また来年にはAndrew Whetherallが出演することが決定し、少しずつですが確実に前に進めている手応えを感じることができました。
　仲間と10月より始動したPAX TOKYOではイベント制作や海外要人のケア、デザインや撮影などを忙しなくやらせていただきました。それ以外にも今年開催されたMontreux Jazz Festival Japanをはじめ、たくさんのイベントに参加させていただき、今まで以上に躍動感にあふれた一年を過ごせた実感があります。
　2015年のシーンに関しては、大盛況だった「ULTRA JAPAN」に加え、「Electric Zoo」や「Sensation」のような海外の大型フェスがさらに増え、シーンは盛り上がったように見えましたが、個人的には大変お世話になったAIR閉店のアナウンスがなによりもショックで大きなニュースとなってしまいました。しかしながらARCやCircus Tokyo等、新たに立ち上がったクラブもあったので、新たな展開が期待できるようになったのは大きかったのではないかなと思います。海外から大型フェスの輸入がかなり頻繁に行われるようになり、産業としてもとても大きなものになってきたような印象が強く残った一年でした。そしてそれは来年もより大きくなるのではないかなと感じています。
　そういうなかで僕たちは、自分たちが頑張っているものを外に出していきたいですね。規模も内容も現状ではまだまだ遠く及ばないものではありますが…（笑）。未熟な部分も多いですが、初志貫徹の意思を忘れず来年もがんばります。
　皆様、どうぞよろしくお願いします。