clubberia features 65

sonarsound tokyo

   
ジャンルの垣根を超えたあらゆるアーティストが出演する「SonarSound Tokyo」。これだけ開催が騒がれる中、1番の疑問部分でありやはり1番重要なのは、彼らの音楽の実態だろう。どういった音楽、パフォーマンスを披露し私たちに新しい音楽との出会いの感動を与えてくれるのだろうか。今回のラインナップには、私たちに馴染みのアーティストもいれば、そうでないアーティストもいるのも正直のところだ。このコンテンツでは彼らの動画映像を公開する。このページを見て出演するアーティストを知ってもらい興味をさらに派生させて頂きたい。


Flying Lotus - MmmHmm


4月2日(土)に出演する世界のビートミュージックシーンの中心人物Flying Lotusが、2010年4月にリリースし大ヒットを記録した"Cosmogramma"からの一曲。この曲では、Flying Lotusのバンドにも参加しているThundercatがベースとヴォーカルを担当しているが、今回の「SonarSound Tokyo」では、なんとそのバンドセットを披露するとのこと!絶対に見逃せないライブになりそうだ。
   


Modeselektor - The Black Block


この特集内のインタビューでもご紹介したModeselektor。この動画は、2007年にリリースされ、Thom Yorkeが参加するなど大いに話題を呼んだModeselektorのセカンドアルバム"Happy Birthday!"に収録されている "The Black Block" のPV。Modeselektorは、昨年clubberia Podcastにもミックスを提供してくれており、そちらも聞いてみてほしい。きっと彼らのプレイを生で体感したくなるはずだ。

■clubberia Podcast
http://www.clubberia.com/music/podcasts/22-CB-022-Modeselektor/
   


Seefeel - Live at London ICA


ヨーロッパを中心に活躍するDJ Scotch Eggことシゲルイシハラ(B)と、元ボアダムスのドラマー、イイダカズヒサ(Ds、Percussion)という2人の日本人メンバーが参加しているSeefeelのLondon ICAでのライブパフォーマンス。イギリスの音楽誌"The Wire"から"ポストロック"という呼名を与えられたバンドの1つとしても知られている。15年振りの復活を遂げた、エレクトロシューゲイズ/電子音響系バンドの先駆けSeefeelの、会場を包み込む完成された音響を是非生で体験してみて欲しい。
   


Open Reel Ensemble


2009年より、和田永を中心に現役大学生である佐藤公俊、難波卓己、吉田悠、吉田匡(Bass)が集まり活動を開始。旧式のオープンリール式磁気録音機を現代のコンピュータとドッキングさせ、「楽器」として駆使して演奏するプロジェクト。リールの回転や動作を手やコンピュータで操作し、その場でテープに録音した音を用いながらアンサンブルで音楽を奏でる。海外でも評価が高く、フランス、スペイン、イタリアとオファーが殺到している。
   


Hudson Mohawke - Joy Fantastic (feat. Olivier Daysoul)


Red Bull Music Academy presents SonarDomeに出演するHudson Mohawkeの1stアルバム"Butter"に収録されている"Joy Fantastic" のPV。14歳という若さでターンテーブルの世界大会のDMCとITFで史上最年少チャンピオンに輝くなど、驚くべき実力と才能を兼ね備えている。また、2009年のelectraglide presents Warp20や、SommerSonic'10へも出演するなど、ここ日本でも注目されている次世代ビートクリエイターである。
   


Altz - Vodka Baby


FLOWER OF LIFEを核にトラックライブ、DJ、スタジオワークを様々な名義を使い分け、愉快で不思議な音世界をしかける奇人Altzのアルバム"V4"に収録されている"Vodka Baby"のPV。毎回予測不可能なDJプレイで観客を湧かせる奇人が、SonarSound Tokyoではどんなプレイをするのか楽しみだ。