音楽機材/制作ソフトの輸入代理店に勤務し、DJシーンや音楽制作シーンに携わる。自身もDJ活動をしており、「平日は仕事を全う、休日は遊びを全力に。」を座右の銘としており、妻子持ちとは思えぬ行動を示していたが、娘に「臭い」と言われた事をきっかけにパパ業にも精を出している。
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このコラムに寄稿させていただくのも3年目になり、マイ年末風物詩になり、今年も関係各位に感謝感謝の一年でした。
僕が所属する会社では、DJ機材や音楽制作ツールなどがメイン商材なのですが、今年はThunderplugsというイヤープロクターのプロモーションに力を入れています。
「イヤープロクターって何?」
と思われる方も多いでしょう。簡単です、「耳栓」です。
この耳栓をクラブやフェスでサンプリングしたり、販売したりしているのですが、「え? 音楽聴きに来て耳栓させるわけ?」という方の反応を多くいただきます。そりゃ、そうでしょう。オーガナイズ側からすると「だったら来んな」と思われても仕方がないかもしれません。
でも、オーガナイズ/プレイヤー側は音量を調整できるけど、オーディスエンスは音量を調整するする術がありません。クラブにはラウンジなどの逃げ場(休憩って意味で)はありますが、メインフロアでは耳を防ぐしかありません、でもそれだと踊れないし……、というわけで耳栓を提案しているのですが、「音を聴かない」ではなく「音を下げる」というオーディスエンスの意識も変わってきているので、最近ではシュランツのイベントで販売したいときには耳栓をしてでも音圧(スピーカーからの風圧も)を浴びたい輩が多くいて、とても嬉しい気持ちになりました。
クラブでお酒飲んで、踊りまくって始発まで遊ぶ♪
楽しいですよね? 楽しいです。
でも、昼過ぎに起きても耳が「キーン」なんてことありませんか?
翌日も遊びたかったのにあきらめる……。
ということにならないように、遊びにも意識を持ってみるのもいいかもしれませんね♪
それでは、来年もクラブで遊べるように耳だけでなくお酒も意識して飲めるようにしようと思いつつ、かんぱ~い。