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Julius Papp

NeoDisco Music

カナダはモントリオール出身。80年代初頭、カリフォルニアへ移住。その後、ベイエリア・サウンド・シーンの中心地サンフランシスコへ進出し、87年にはレギュラーDJとして活動していた。当時の憧れの存在、Larry LevanやFrankieKnuckles、Tony Humphries等のように、ファンキーなレア・グルーヴからソウルフルなヴォーカル・ハウス、ディスコにジャズにヒップホップと、ジャンルにとらわれず何でもターンテーブルにのせた。こうした折衷主義的なプレイ・スタイルこそが、彼のトレードマークといえる。94年頃からプロデューサー活動も開始。当初は、アシッド・ジャズ系のダウンテンポな作品を主に手がけており、インスト・ジャズ・スタイルの楽曲が即座に注目を集め、NYの[Nervous]からシングル「Cueball」がリリースされた[Large]、[King Street Sounds]、[Om]、[Loveslap]、[Yellow]、[Paper]、[Estereo]等から、次々と作品を発表。サンフランシスコでのレギュラー・プレイの合間を縫って、イビザのPashaやロンドンのMinistry of Sound、シンガポールのZoukなど世界中のクラブを飛び回り、『Go Deep With Julius Papp』[Razor&Tie]や『Esho Funi』[Esho]、『Loveslaped』『Heartbeat』[Loveslap]等、ミックスCDの制作も数多く手がけ、精力的に活動を続けている。03年には、レーベル[NeoDisco Music]を設立し、ミックスCD『Gotta Keep Movin'』をリリース。