ニューヨーク・アンダーグラウンド界のテロリストと呼ばれるベーシスト、プロデューサーである鬼才Bill LaswellがMATERIALやPRAXISの活動と平行して、現在最も力を入れている最新プロジェクトがMETHOD OF DEFIANCEである。“アヴァン・ドラムンベース・ハードコア・ジャズ・ダブ・ファンク”プロジェクトという言葉を裏切ることなく、今年リリースされた最新2ndアルバムでは、前作同様Submergedを始めParadox、D-Starといったドラムンベース・プロデューサー/DJ達の作るビートの上で、Herbie Hancock、John Zorn、Buckethead、Pete Cosey、Dave Liebman、Pharaoh Sanders、Karsh Kale、Bernie Worrell、Nils Petter Molvaer、Pete Cosey、The Masada String Trio、近藤等則といった錚々たるミュージシャン達が圧倒的な演奏を披露。最先端のエレクトロニクスと偉大なミュージシャン達の演奏のコンビネーションは無限の宇宙観を表現し、またもや傑作を生み落とした。