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BRENNAN GREEN

CHINA TOWN/BALIHU, MODAL

ブレナン・グリーン DFA、Metro Areaらに多大な影響を与え、ディスコダブ、ダブハウスという新たなハウスミュージックの地平を開き、NYアンダーグラウンドハウスシーンを大きく更新したDaniel Wangによるレーベル[Balihu]。その[Balihu]からのリリースで注目を集め、その後[Court Square]や[Coco Machete]、[Maya]などのUS中堅レーベルからの作品へ参加。その後リリースされたMaurice Fultonなどのリリースで注目を集めるNYの新鋭レーベル[Modal]からリリースされた「Modern RobotChorus」はクラシックと名高い傑作となり、プロデューサーとして広く認知されることとなった。リミキサーとしても人気を集め、UKの名門[Peace Frog]の看板アーティストCharles Websterの「The 24th of July」や[Output]からのLopazz 「I NeedYa」などのリミックスをてがけ、さらにFrancois K.率いる[Wave Music]よりLascivious(Pal Joey) 「She's Here」のリミキサーとして抜擢される。12月にSteve "Fella" Cotey(Chicken Lips)主宰の[Bearfunk]からリリースされた「Maple Leaf Madness EP」はリリース直後よりハウス、ダブ、テクノ系DJからも高い評価をうけディスコダブ、ダブハウスといった手法がアンダーグラウンドであった時代から活躍を続けた彼の本領発揮といえる結果となった。DJとしてもNYアンダーグラウンド・シーンで着実にその人気はあがりつつあり、Radio 4やMaurice Fulton、Martin Moscrop(A Certain Ratio)、Chicken Lips、Joakim(Tigersushi)などと共演。DJプレイでは元Sonic Groove店員(残念ながらクローズしてしまったNYの伝説的テクノ系レコ屋)ということもあり、そのミックススキルとグルーヴ、さらに元B-Boy (ヒューマンビートボックス、バトルDJ、ブレイキングまでやっていたらしい!)ということもあってかスクラッチが飛び出したかと思えばKelis 「Milkshake」のアカペラを変態ハウストラックにブレンドして聴かせたりと、そのスキルと想像力はとどまるところを知らない。NYの人気クラブAPTで行われていた彼のマンスリーパーティ"POP YOUR FUNK"は平日にもかかわらず300人以上集客。日本では限定流通した"POP YOUR FUNK"のプロモーション用MIX CDは数百枚が瞬く間にソールドアウトとなり、ハウシーでソウルフルでフリーキーな選曲がアンダーグラウンド・ハウスシーンの大きな話題となった。また 2005年のツアーでは初のツアーにして全国6箇所、翌年2006年には7箇所でプレイし、その人気は着実に上昇中。京都でのプレイの様子を記録したライブ・ミックス音源やForce Of Nature、Tan Ikeda(Flower Of Life)等のリミックスシングルがライセンスリリースされるなど、国内での認知も昨年度のツアーによりさらに増し、またNYでも彼のレーベルより二枚のシングルがリリース予定で、今後ますますの活躍が期待される。