ドイツ出身のアレックス・ニダによるソロ・プロジェクト。ジャスティスやデジタリズム、ソウルワックスなどとともに、2000年代のエレクトロ・ムーヴメントを牽引し、07年に発表したデビュー・アルバム「Oi Oi Oi」によって、ダンス・ミュージック界の最前線へと登り詰める。その作品はテクノ的なアプローチをエレクトロに導入し、いち早く次世代のサウンドに到達。同作から“& Down”や“Oh”などといったクラブヒットを連発した。そして09年にセカンド・アルバム「POWER」をリリース。ヒップホップ的なカットアップ手法、アシッド・ハウス、ミニマル・テクノなどを飲み込み、またしても新領域を開拓する。以降、世界各国のビッグイベントに出演する一方、ジャスティスやブロック・パーティ、スヌープ・ドッグやブラック・アイド・ピーズなど、多様なアーティストのリミックスも手掛けてきた。また、2010年にはゴンザレスのアルバム「Ivory Tower」をプロデュース。縦横無尽に音楽シーンを駆け抜け、いまやケミカル・ブラザーズやアンダーワールド、2MANYDJ'Sなどと並び称されるスーパースターである。今年5月にはbonjour records主催イベント『Bonjour Music School』のヘッドライナーとして出演し、1,000人以上のクラウドを熱狂させた。また、昨今はスクリレックスとの超強力ユニット：ドッグ・ブラッドをスタート。さらに、自身の3作目となるオリジナルアルバム「Out of the Black」をついに完成。現在公開中の”What You Want”、”XTC”の2曲をはじめ、300%ボーイズ・ノイズ印な期待以上のキラー・トラックを満載した最新作が、国内盤のみボーナス・トラックを収録して10月3日に発売する。
