Robag WruhmeとMonkey Maffiaによって97年に結成されたWighnomy Brothers。時には明るく、時にはダークに、スタイルやフォーマットを組み替えて繰り出されるフロア志向のサウンドはまさしく変幻自在。WruhmeとMaffiaの出会いは89年にまで遡る。DJとしてドイツ、イェーナを拠点に活動を続けてきた二人はThu"ringer Clubでスキルを磨き、現在はClubKassablancaのレジデントとしてプレイしている。また、レーベルオーナーとしては98年に"steady drops will drill a hole in stone(雨垂れ石を穿つ)"をコンセプトに[Freude am Tanzen]を立ち上げ、更に02年にはサブレーベル[MusikKrause]をスタートさせ、現在に至っている。ケルンを拠点とする[Kompakt]によってディストリビューションされる両レーベルは二人の音楽的なバックグラウンドの広さと卓越したセンスを感じさせる、研ぎ澄まされたサウンドを発信している。chill-outのDJとしての一面も持ち合わせるWruhmeに対して、Monkey Maffiaは、レーベル[Fatplastics]を運営するなど、互いにソロとしても活躍しその音楽的なバックグラウンドの幅と深さを追求している。