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Onur Ozur

vakant / freude-am-tanzen / COCOON

1999年にイスタンブールでは、紛争や政治の弾圧により音楽活動などままならない時代背景の中、地下ではミニマルハウスやテックハウスが復活し 始める。 その時代の中、Onurはイスタンブールの主要クラブで様々なパーティーのレジデントを勤め、イスタンブールでの彼のアーティストとしての確固たる地位を 築く。2002年にイスタンブールからドイツへと拠点を移し、robert johnson, studio 672 and kerosin等ドイツの主要ベニューでプレイする中、2004年には「sweet sense」のレジテンツTOP アーティストとして迎えられ、賞賛を浴びることとなる。2005年、彼は楽曲制作を始め、freude-am-tanzen recordingsから"freakdisco"、vakantから"Envy E.P." "Twilight EP" "Red Cabaret EP"を続けてリリース。また、Mathias Kadenとの共作Mix CD"Momentum. A Vakant Mix Compilation"も話題を呼ぶ。2007年、ファースト・アルバム"Kasmir"が"Vakant"からリリースされ、世界へと鮮烈なデビューを飾る。アジアとヨーロッパ大陸にまたがり文化の波の十字路に位置するイスタンブールという地域で磨かれた彼の独特の感性は、"Kasmir"のアルバム の中でア ラビア文化が持つ神秘的なメロディーにペルシャ文化が持つハーモニーの浮遊感をも漂わせ巧みに表現されている。また民族的なパーカッションや怪し げなベー スラインも絶妙である。盟友Tobi Neumannと肩を並べてのMix CD「In The Mix - Green & Blue」でCocoonからはミックスCDをリリースしている等、cocoonの看板アーティストとして活躍する。