AkufenことMarc Leclairほど気持ち良く裏切りを繰り返してくれるアーティストは滅多にいない。小柄な体形と真摯で知的な言動からは想像しできない程に、Akufenのサウンドはねじれていて、予測不能の化学実験のようにキケンだ。もはやAkufenの代名詞とも言えるマイクロサンプリングは勿論のこと、funk、jazz、、down tempo、更には近年探求してきた中国の古典音楽など、様々なサウンドを吸収し、独自の音を創り出すそのセンスは唯一無二である。
また、自ら運営に携わるレーベル“Musique Risquee”は、自身の作品はもちろんのこと、Crackhaus、The Mole、Stephen Beaupreといった様々なアーティストのレコードをリリースし、その切れ味抜群なサウンドと、強烈なジャケットデザインによって唯一無二の存在感を放っている。