＊パート・タイム・ヒーローズとはロンドン在住のサンドウイッチ配達人とショップ店員の2人からなるプロダクション・デュオで、本作のデビューフルアルバムを出すまではパート・タイムで音楽とバイトをやっていたものの、WAH WAH 45sレーベルから出た一枚のEPと数々のリミックスを通して凄まじいプロダクションセンスを示しつけたことにより音楽一本に絞りフル・タイム・ヒーローズになった2人組なのだ。
＊マイルス・デイビス、ボブ・マーレー、ザ・クラッシュなど幅広いジャンルの音楽に影響を受けてきた2人は同じ家に引越しお互いのスタジオを組み合わせて１つのスタジオにしたときに正式に開始した。約2年で作り上げたオリジナル曲、リミックスは四方八方から絶賛されPORTISHEAD、 St.Germain、Groove Armada、Zero 7などに比較され今作のファーストフルアルバムは生演奏、ジャズ・ルーツ、フォーク、オーガニックなソウル等最も心に響く要素を詰め込んだデビューとは思えない超大作に仕上がった。
＊Monday Michiru、Erykah BaduやJill Scott等とのコラボ作で広く知られている N'Dambi、Citizen Cope、MJ Cole、Yungun、などのリミックスやMTVのCM音楽を手がけてきた彼ら（Monday Michiruのリミックスは日本盤にボーナストラックとして収録予定）は今作ではBBCイギリス国営放送の年間最優秀ジャズ・アーティスト賞受賞者のリアン・キャロルとの曲を収録、ミュージック・ウイーク（アメリカで言えばビルボード誌）の2005年最注目新人ジョノ・マクリアリー、ルーシー・キッチン、ローラ・ヴェインなどとの曲も収録された実に音楽性が光る作品となった。
＊日本のJ-Waveでも番組を持ち長年影響力を発揮してきたラジオDJジャイルズ・ピーターソンは彼らについて「本当に俺は彼らを高く評価してるんだ。注目株だよ。」と言い、「ゼロ・セブンを更にジャジーにした感じ」とまで言い張っている。日本ではベン・ウェストビーチが証明したようにジャイルズの耳に狂いがないことを考えるとパート・タイム・ヒーローズは次に注目すべきアーティストであることは間違いない。それを裏付けるのはジャイルズの 2006年「ワールドワイド・アワード」で2部門に渡りノミネートされた。
＊ライブでも彼らは次々と新しいファンを獲得していて、2006年のUK大型フェスティバル、「THE BIG CHILL」ではメインステージにフルバンドで出演し脚光を浴びた。（この時はストリングスだけで８人いた）他にもUKの名立たるクラブで印象的なライブショーを繰り広げて来た：CARGO, KOKO, PIGALLE等。ツアーでは今までUK、スイス、スウェーデン、フランス、スロヴェニア等で大絶賛のもとライブを展開していて2008年にはオーストラリア、そして日本でもそのずば抜けた音楽性を披露する予定。（来日の詳細は追ってご連絡します）
＊更に日本の接点としてはマンデイ・ミチルのリミックスを2曲手がけ、最新のアルバム、「オルタナート・ルーツ」に収録。マンデイ自身も彼らについて、「すごく曲が大好きで、自分もインスピレーションを大きく受けた。まだまだいいものはたくさんあるな、って思わせられたし、自分も更に挑戦していかないと、って思った。ありがとう！」と述べている。
＊既に本国のラジオではGilles Peterson, Zane Lowe, Benji B, Mr. Scruff, Ras Kwame (1Xtra), Nightmares On Wax, The Unabomber's, Patrick Forgeなどからサポートを受け、RADIO 1, 1XTRA, BBC6, KISS FM, XFMといったUK主要ラジオ局でローテーション獲得済みの彼らの曲は日本でも幅広いそうに大絶賛されること間違いない。
