太鼓集団「島衆」は生口島の若い衆による和太鼓集団で、有名なプロの和太鼓集団「鼓童」の町内公演でその太鼓に魅せられたのがきっかけとなって結成された。
指導者も経験者もいなかったが、情熱のみで1994年9月に5名で活動をスタートし、翌1995年5月に正式に太鼓集団「島衆」として発足。当初は太鼓も無かったため、空き缶を木切れのバチで叩き、教則ビデオを見ながら手探りで練習していた。その心意気が周囲に伝わり、現在メンバーは男女合わせて25名を越えた。
美しい瀬戸内海の春夏秋冬をイメージした曲を作曲し、和太鼓で表現する。最近では広島や愛媛など島外からの出演依頼も増えている。