あのRichie Hawtin等と共に現在のテクノ・シーンをリードするディープなミニマル作品やクリック・ハウス等と呼称されるジャンルを世界に広めた張本人達。ドイツのケルンを拠点にしたレーベル兼レコードショップKompaktを、Michael Mayer（＜WIRE06＞に出演）やJurgen Paapeと共に運営する、Mike Ink名義でも有名なヴォルフガング・フォイトと、そのKompakt運営メンバーに続く第4の男、Kompaktの成功を影日向と支えてきたプロデューサーであり、日本ではThe ModernistやPop Upというアーティスト・ネームで人気が高い、実に15以上の変名と30以上のユニットを使い分けて90年初頭から活躍し続ける多彩なベテラン、ヨルグ・ブルガ−の二人によるユニット。彼らの奏でるサウンドは未知数の広がりをみせる。フォイトの別名義Studio1ではモノ・ミニマル、またレーベルKompakt Extraの作品ではアシッド・ハウス・テイストのトラックを、更にGas名義では深み溢れるディープ・アンビエント等、ジャンルレスなサウンド・スタイルを成功させてきたからだ。豊かな才能を持つ彼らはもはや伝説の域に達しているといってもいいだろう。