■Michita (Libyus Music)
MySpace:http://www.myspace.com/michitasatoshi
北海道出身/在住。1988年、DJを始める。Club Ghetto、Precious Hall、nomeにて経験を積み、幾多のアーティストと競演。1995年、JFK (マイクジャックプロダクション)と A.I.N.Pを地元で結成。B.I.G JOE、DJ DOGGとの出会いにより、2006年より楽曲制作を本格化。gipsy MZK Trippsという別名義も持し、過去にはMix CDも数タイトルリリース。2007年に、Libyus Musicのレーベル・コンピレーションアルバム'Listening is Believing vol.2''に参加。提供楽曲"Metronome"は、美しいピアノの旋律とドープなビートが有機的融合を果たした奇跡の一曲として各所にて大きな反響を呼び、多くのファンを魅了した。そして2008年、Libyus Musicより、いよいよ待ち望まれたデビューアルバムを2枚に分けてリリース。代表曲も言うべき''Metronome''はもちろん、北欧の歌姫Kissey Asplundをフィーチャーした"On Your Shoulder"など全11曲を収録し、デビューアルバムとは到底思えない恐るべき完成度がシーンに大きなインパクトを与えたインストアルバムの''ONE''、レーベルメイトでもある超絶ラッパーHisomi-TNPや「B-BOY PARK MCバトル2003」のチャンピオンことMeisoを始め、Mouthpeace、haiiro、あるぱちかぶと、椿あぽりあ、Project Sage、Elias、Ni-YANG、Shinya Cunelなど、今の日本の真のアンダーグラウンドヒップホップシーンで本当にヤバい総勢13名をフィーチャーしたラップアルバムの''TWO''は、ともにジャケットスリーヴのデザインを福岡OIL WORKSの奇才Popy Oilが手がけたこともあって、リリースから数ヶ月経った今なお、大きな話題となっている。また、初の東京公演となった6/6@渋谷PLUGでのアルバムのリリースパーティーも大盛況のもと大成功に終え、今では伝説の一夜として、語り継がれているほど。現在は、DJと制作に幅広く活動中。今夏には"ONE"と"TWO"が韓国でもライセンスリリース(12月にはソウルでのDJも決定!)され、BIG J.O.E.やhaiiro、あるぱちかぶと、North Smoke INGなどラッパーへの楽曲提供、そして11/26にリリースされたMichita×haiiro"Soul Session"など、そのヴァイタリティー溢れる創作意欲は無限。北海道の雄大な自然を想起させるような哀愁漂う美しいメロディーと厳しい寒さの彼方にある温かみを表現したフィジカルなビートが春の雪解けのように溶け合う、その独自のプロダクションスタイルには、シーンから大きな注目が集まっている。デビュー間もないにもかかわらず、既に国内最高峰トラックメイカーの一人と謳われるMichita。Soul、Jazz、Funkなどブラックミュージックに極めて深い造詣を誇り、無数のヴァイナルから厳選されたグルーヴの一番濃い部分から抽出し、構築されたその楽曲にはOlive OilやBIG J.O.E.、FAT JONなど本物の音楽家達も手放しに絶賛の声を寄せている。2009年1月には早くもニューアルバム"Three"のリリースも予定、今後の動向からはひとときも目が離せない。
■haiiro
MySpace:http://www.myspace.com/haiiromrash
2003年にキャリアをスタート。自身のクルー、「Rainy Channel Posse」と連動してEccy率いるSlye Recordsに所属し、ライブを中心に活動。2007年、Eccyのアルバムへ客演参加したことにより、世に知られる存在となる。 その音楽性/精神性を心より愛するJazzからインスパイアされたスタイルに独特の間とリズム感を融合した[風の中を歩く]と称される流麗なフロー、セクシーでムーディーな声質、さらには深いメッセージとブラックジョークを絶妙なポジションで自由に往来する色彩豊かな歌詞の世界観が多くのリスナーの心を掴み、次世代を担う要注目のMC/ラッパーとして瞬く間にその名を広めていく。2008年3月にEccy、オロカモノポテチとのユニット「GLASEMILLA」名義でミニアルバムをリリース。日々の様々な出来事や経験を自分独自の視点から吸収し、スキルやステージング、リリックの世界観など様々な部分で急速に進化を遂げ続ける中、いわば必然的に、彼がマスターピースと掲げる二人の天才ビートクリエーターMichita、Olive Oilと同時期に出会う。 その後、Michitaのデビューアルバム“TWO”に参加。Hisomi-TNPやMEISOなど凄腕で知られる蒼々たるメンツを差し置き、唯一、最多の3曲にフィーチャーされた彼はそのスキルと存在感を存分にアピール。蜜月関係とも言うべき、二人の抜群の相性は、シーンでも大きな話題となった。そして、ソロ名義での作品リリースへ向けていよいよ期待が高まる中、2008年5月に満を持してデビューCDシングル”Blue Berry or Apricot.ep”をリリース。MichitaとOlive Oilの二人をプロデューサーに迎えた今作は発売から好調なセールスを記録し、数日でアナログ化が決定するほどのヒット作となった。続いて9月にはHIMUKIとPrismaをプロデューサーに迎えたAlbumサンプラー12”を立て続けにリリース。上記プロデューサー陣はもちろん、海外からはなんとFat Jonの参加も決定したデビューアルバム”True Blues”(11/21リリース)に向けて走り出した彼の勢いはもはやとどまることを知らない。