M.C.SchmidtとDrew Danielの二人によるMatmos。その音楽は、物質や動物、人間の行為が発生する様々な音素をサンプリングしつつ、奇天烈で摩訶不思議な世界感を、ポップなシンフォニーで奏でる。
これまでにBjorkをはじめ 、Rachel’s、So Percussion、Jay Lesser、Alter Ego、People Like Us, Kronos Quartet、Slint、Wolf Eyesなど(その他多数!)実に多様なアーティスト達との共演、楽曲の共同制作を行ってきた。ハーバード大学やサンフランシスコ・アート・インスティチュートで「サウンド・アート」のセミナーを展開したり、ホームレスのティーンネイジャーのためにDJをするなど、その活動範囲も幅広い。
ニューヨークのホイットニー美術館、ロサンゼルス・カウンティ自然史博物館には彼らの作品が展示されており、サンフランシスコのイエルバ・ブエナ美術館においては17日間にわたってライブパフォーマンスを行った。他にもゲイ・ポルノ映画のサウンドトラックを5作品、ピンボールマシンに使用されるサウンド、 NASCARのテレビCMなども手掛けている。
Danielはカリフォルニア大学バークレー校の大学院でルネッサンス文学を専攻する傍ら、長年に渡りラジオ・クラブDJとして活躍し、ルイスヴィルのアーティスト‐ジェイソン・ノーブル(Rachel’s)や、ジェフ・ミューラー(June of 44)等と映画音楽や、ヒップホップ・プロジェクトなどを共同制作し、活動してきた。
Schmidtはサンフランシスコ・アート・インスティチュートのコンセプチュアルアート学科の講師として教鞭を振るう一方、前衛的なエレクトリック・グループであるX/Iのリーダーとして、はたまたカルト・インダストリアルなIao Core、さらにはAmber AsylumやTipsyのメンバーとして、長年にわたって実験的エレクトロ・ミュージックを創作し続けてきた。2008年にはアルバム『Supreme Ballon』を発表。即興のパフォーマンスを駆使した彼らのLIVEはまったく予測もつかない。
Official HP: http://www.beggarsjapan.com/artists/Matmos/index.html
Myspace: myspace.com/matmos1