1992年、単身ニューヨークに渡る。同年、DJ Battle For World Supremacyに出場、準優勝を獲得。
Hip-Hop アンダーグラウンド・シーンにおいて日本人DJが初めてその実力を認知されたこの歴史的瞬間から、dj hondaのアーティストとしての活動がスタートする。1995年、ファースト・アルバム『dj honda』をリリース。
The Beatnuts, Redman, Guru, DJ Premier, Fat Joe, Common, Erick Sermonなど錚々たるアーティストが参加。
続くセカンド・アルバム 『h II』でもDe La Soul, Keith Murray, KRS-One, Mos Def, Camp Loなど本場のトップ・アーティストが参加した
二枚のアルバムは画期的なDJアルバムとして世界中で大きな話題となる。
Mos Defをフィーチャーした"Travellin' Man"はビルボード誌"Hot Rap Singles"チャートで16週以上チャートに入り続け17位まで上昇し、アジア人として初の快挙を成し遂げた。その後自身のレコード・レーベル dj honda RECORDINGSをニューヨーク、東京、ソウルに設立し、
自身のレーベルからリリースしたシングルは立て続けにビルボードチャートに叩き込んだ。
また、Hip-Hopアーティストの活動のひとつとして定着化している音楽とファッションの融合をいち早くスタートしたことでも有名。
自身のロゴをフィーチャーしたオリジナル・ブランドは、世界中の幅広い層に認知されるまでになった。
2009年、Mos Def, Fred Durst (Limp Bizkit), Kool G Rap, EPMD, Rakaa (Dilated Peoples)他、豪華アーティストをフィーチャーした待望のニューアルバム"dj honda IV"を遂に世界同時リリースした。
2011年、日本を代表するJazzミュージシャン・日野皓正のニューアルバム"Aftershock"のビートを全曲担当し、国内最大級のJazzの祭典"Tokyo Jazz Festival 2011"にも出演した。