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Lisa Shaw

彼女の暖かくセクシーなボーカルは数多くのトラックに取り上げられ、楽曲を彩っている。しかし名前をふせ様々のトラックに参加している彼女、Lisa Shawはまだまったくの無名である。ハウスディーバともいえる彼女の歌声は、午前2時のダンスフロアーにいるリスナーを魅了させている。クラブに行った事のある人なら誰でも1度ならず彼女の声を聞いた事があるだろう。たくさんの著名なプロデューサーとのコラボレーションをしてきたLisaは数多くのコンピレーション等に参加しその数は数えきれない。しかし2001年より脚光を浴びることになる。
始まりはニューヨークでほぼ偶然的におこった。トロント出身の彼女はニューヨークにホリデーで遊びにきて二度と戻らなかった。カナダで育ち、ジャマイカの血を両親から受け継いだ6番目の末っ子はたくさんの音楽に影響された。父親と兄はDJで幼い頃から"Chic"や "Kool and the Gang"を見る機会に恵まれていたLisaはその中でレゲエ、ファンクソウル、ジャズ、フォーク、ロック、ディスコ、ニューウェーブなどを聞いて育った。ニューヨークにいる間、彼女はアンダーグラウンドのエレクトロシーンで暖かく迎えられた。彼女のデビューシングル、DJ Smashが書いた"Makin' Love Makin' Music,が1995年にリリースし、Ubiquity, Sirkus UK, Grand Central、 New Breedなどたくさんのレーベルが彼女の作品をリリースし、注目を浴びていった。そしてRCA やAstralwerksなどといった大きいレーベルなどもすぐに注目した。Naked Musicからリリースした"You are Love" と"Always"は世界的に称賛を浴び、ソロアーティストとして契約するまでに至った。ローリングストーンマガジンではあのマドンナが、Alwaysはすごくかっこいい!と賞賛している。その後彼女はDave Warrin、Jay Denes、Eric Stamile 等をプロデューサーに迎え、デビューアルバム、Cherryを2005年に発表する。その当時より、Miguel Migs、Petal Pusher Live, Fred Everything, Andy Caldwell, Q-Burns Abstract Message, Tim K, Julius Papp、JT Donaldson等と一緒にツアーにまわるようになった。2009年Lisaの2枚目のアルバム、"Free"がSlated Musicからリリースされた。プロデューサー陣にDave Warrin、Miguel MigsやTim K等を迎えたこのアルバムは綿密に制作されたソウルフルなバイブとバウンシーなトラックに彼女の傑出した声が披露され話題をよんだ。ディープハウスシーンにおいて不可欠な存在である彼女の作品はNaked Musicにおいて一時代を築いたのに一役買い、そして未だにタイムレスな楽曲を制作し続けている。