AIR、eleven、WOMB、VISIONなどの都内主要クラブを始め、様々なシーンに活動の場を広げ続けるDJ GORO。クラブを中心にラウンジパーティーからレイヴまで、年間100本近くにも及ぶ多種多様なスタイルのアクトを通じて培かわれてきた経験と、彼自身のバックグラウンドとが織り成す世界観でフロアに独自の方向性を提示する。MINIMAL をベースとしながらも、個々のトラック群は彼のフィルターを通し鮮やかにストーリー構築され、時に叙情的、時に躍動的に展開するそのセットをカテゴライズすることは難しい。ミックスのブレンドに主眼を置き、繊細かつ緻密なバランスを保つミキシングは執拗なまでにスムース。時間と空間を的確に捉えた選曲で生まれる、一体感に包まれたフロアメイクが彼の真骨頂であり、その音楽性でシーンでも独特の地位を築いてきた。これまでにHernan CattaneoやFrancois K.のサポートを始め、Laurent Garnier、Kerri Chandler、Daniel Bell、Audiofly、Function、Okain、Kate Simko、またPeter Hook(New Order)など、世界のダンスミュージックシーンを席巻し続ける最高峰のビッグアーティストから、現在旬のアーティスト/プロデューサーのフロントアクトを努め、シーンの中での存在感も既に盤石の域に達している。今後もセルフプロジェクトであるSOURCEの活動を始め、自身オーガナイズのTo Be Announced@AIR、MANPLAN@eleven、シーンで注目を集めるSTEM、EPSILON@WOMBへの参加等、最前線での多岐に渡るギグを重ねていくGOROの更なる進化は見逃せない。また、2012年、NAGAIとのユニットArabesque Greeling名義で"Right Step"をリリース。プロデューサーとしてのキャリアの第一歩を確かに踏み出した。年内には2作目のリリースも決定しており、その動向に注目が集まる。