ベルリン在住。自身のレーベルThesongsaysを立ち上げて以降、その独自の音楽感、演奏感に深みと幅が出てきているアメリカ出身の鬼才Brunoと、 今年Bureau-Bからフルアルバムデビューを飾ったフランス出身の才媛Nincaによるユニット。本人達は冗談交じりで自分達を「ロマンティック・テクノ」と呼んでいるが、Bjork世代Nincaの歌声と、Brunoの打ち出す重く捻じれたグル―ヴの絡み合いは、Public Loverの名の通り、エロスとスリルを感じさせる。Thesongsaysから今年リリースされたNincaのソロEP「Feed Me Rainbows」に収録されたRemixが実質的なデビューとなるが、既にヨーロッパ/アメリカ各都市で多くのライブをこなしており、各地で高い評価を得ている。