Smooth Agent、Smooth Editsのレーベルオーナーであり、またRon Hardyチルドレンの一人であるSean Smith。
ハウスの父、Ron Hardyがシカゴへ招致され"MusicBox"での DJを開始した1983年に、ホームタウンのシカゴで自身のDJとしてのキャリアを歩み始めた。
キャリア初期からシカゴを代表する殆どのクラブでプレイし、地元ラジオ局でのミックスショーも担当するが、やがてDJだけでなくトラックメーカーとしても、ディスコやソウルをベースにStrictly RhythmやClassicからリリースで名を馳せることとなる。
Somaからリリースした"Ron Hardy’s Resurrection"では、そのダー ティーでラフな漆黒のディープハウスで世界中のハウスファンを熱狂させた。現在、自身のレーベルで披露している、スムースかつブラックなディープハウス/ディスコエディットはごくシンプルで、だが、ソウルフルに心に響く。同じく偉大なる父の音を聞いて育ったRon Hardyチルドレン、Theo ParrishやGlenn Undergroundがそうであるように、Sean Smithもそのスピリットを、自身のオリジナリティを持って消化した素晴らしい才能である。
黒い歴史とソウルが織り成す本物のアンダーグラウンドハウスミュージック。DJとして現在に至るまでのSean Smithの26年間、その確かなミック ススキルと、選曲のオリジナリティ、そしてどこまでも続いていくグルーヴ感を是非体感して欲しい。