TRUS'MEやMotor City Drum Ensembleなどに代表される欧州ポストデトロイトの新興勢力。その中でも多くの部分が謎に包まれたままカルト的人気を博すエジンバラの LINKWOOD。「Miles Away」、「Piece of Mind」などに代表される自身のレーベル[FIRE CRACKER]からリリースされる作品は、MoodymannやTheo ParrishなどデトロイトのトップDJだけでなく、Gilles PetersonやDanny Krivitあたりも絶賛。2009年末に同胞TRUS'MEのレーベル[Prime Numbers]からリリースされた1stアルバム『SYSTEM』はディスコ・ダブからレア・グルーヴ、デトロイト系ビートダウン・ハウス、はたまたエレクトロなど、独特のブラックミュー ジック観で消化し、世界中のフロアを席巻した秀作である。DJとしても漆黒のファンクネスとグルーヴを引っさげ世界中を飛びまわる他、クロアチアで開催されたD3K 2009などにも出演するなど、今後このシーンを引率するアーティストであることは間違いない。