ブリストル・シーンの顔役となるクラストは、80年代後半、エレクトロ・グループ、FRESH FOURで活動、全英ヒットを放つ。90年代初頭からロニ・サイズ、DJダイと共にジャングル/ドラム&ベースの制作に取り組み、レーベル、Full Cycleを始動する。ディープ、ソウルフルかつプログレッシヴな彼の作品はFull Cycleを始め、Dope Dragon、V Recordings等から発表され、"Jazz Note"、"Set Speed"、"Memories"、"Warhead"等、数々のD&Bクラシックスを生んでいる。ロニ・サイズ/レプラゼントに続きTalkin Loudとソロ契約を交わし、99年の1st.アルバム『CODED LANGUAGE』は大きな衝撃を与えた。その後も"Kloakin Device"、"Kloakin King"の大ヒットで健在ぶりを示し、03年にはDJダイとのプロジェクト、KAMANCHIのアルバム『I KAMANCHI』を発表。06年には7年ぶりの2nd.ソロアルバム『HIDDEN KNOWLEDGE』をFull Cycleからリリース、彼の音世界は更なる深化を見せる。08年以来、ジャングル、パンク、テクノ、ヒップホップ等を融合したバンド、THE RULESを組織し、ロック・シーンからも評判を呼ぶ。また新しい才能を発掘するべく音楽、アート、映像の集合体"REBEL INSTINCT"を立ち上げ、その動向が注目される。